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奇跡がおきてる・・・

こんばんわ、興奮冷めやらぬヨシPです。

とうとう、東京公演が終了しました。
ご来場いただいた皆様、応援していただいている皆様
本当にありがとうございます。

今日の公演が終わり、僕はかなり感動しています。

あの子たち、、、
なんていう成長ぶりなんでしょう。
きっと、この作品をまべちゃんの映像からご覧の方々だったら
わかっていただけると思いますが、
あの5人の成長レベルがハンパないです。

あれほど、シャトナーさんからダメ出しをされていた子達が
今日のようなアドリブ芝居をするなんて、
正直信じられないです。


彼らがどれだけ悩み、苦しみながら、ここまで来たか・・・。
なのに、彼らは、人から決められたことでもない内容を
毎公演繰り出してくるんです。
特に今日の公演は本当に神がかっていました。

5人とも、
遠慮せず、その場で自分たちが思いつく発想を出し切っている。
でも、自分ばかりが攻めすぎていない。
周りのキャストの出方を意識して、それを膨らませている。
自分たちの都合だけで進まず、ちゃんと客席のお客様に
気持ちを伝えようとしている。
これまでと同じものではなく、新しい発想を随所に出している。


まさに、僕らスタッフが最初に求めていた姿になっています。
役者は言われたことだけをやっていては絶対にダメです。
自分の発想で役をイメージし、その人物像を深く掘り下げて肉付けし、
更に、周りの役の方々との関係を保ちつつ、
ストーリーを進行させながら・・・お客様に届けていく。

実は並大抵のことではないのです。
それらのほとんどをスタッフが準備して、
キャストに提供してくれることがほとんどなんです。
特に商業的な作品は・・・。
(小劇場などのハングリーな世界は別です)

でも、本物の役者さんたちはそれらを
当たり前に行うし、その切れ味もすごい。
そんな役者さんになって欲しい。
そう思っていた僕は、今回の企画を始めた時、
「あああ、やっちゃったかな・・・今回はさすがに無理させすぎかな」
と悩んだ時期もありました。


だからこそ、今日の芝居は、心から感動したし、
笑ってしまった。
客席で見ていた僕は、気がつけば1人の観客になって
みなさんと一緒に笑って、夢中になっていました。
(スタッフから「笑いすぎ」とダメだしされたほどです)


その気持ちはスタッフにも届き、
キャストたちのアドリブの動きにあわせて
スタッフもまたアドリブで照明やマイクの音量の調整を
しています。

なんていう作品なんでしょう。
その誰もが不満なんて言わず、
楽しんでやっているんです。
とんでもない現場です。


だから、これは奇跡の作品です。
きっと、この後もこんな作品は生まれないでしょう。
あの5人のキャストがいて、
シャトナーさんと、宮崎くんが本気で演出し、
真面目にその遊びに付き合ってくれているスタッフのみんなが
集まったこの作品は奇跡としか言えません。

まるでビートルズというあの4人が集まった奇跡のように、
この作品には奇跡が訪れました。

そして、その奇跡を仕上げるのは、
皆様、お客様です。

ぜひ、劇場にいらして、この奇跡を完成させてください。

この感動は、どんなに著名で、どんなに素晴らしい作品でも
絶対に味わえない感動だと思います。
まだ間に合います。
是非ご覧いただきたい。

キャストたちの成長ぶりを
是非ご堪能ください
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