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体験記2 おっきーの武士魂

おっきーは武士役をやります。

そして体験に行ってきました、武士の元に・・・
って、いませんね本物の武士っていうのは。

そこで、川越にある歴史博物館の、
武士について詳しい館長さんに話を聞きに行きました。

館長さんは饒舌で、いろいろ話を聞かせてくれました。
おっきーも本当に武士のことが好きだから、
話が尽きないんです。

武士って、僕のなかでは、いわゆる武士道として、
礼儀を重んじる、道を極めた人たちだと思ってたんですが、
なんと、戦国時代(安土桃山)のころと、江戸時代では、
全く違っていたそうです。

戦国はまさに下克上の世界で、


剣術にしても、とにかく最後に立っている者が勝ちという印象らしく、
鍔迫り合いなどはなかったそうです。
そうなったら、相手の腕をつかんで剣を奪って倒すか。
お互いに剣を失えば、最後は格闘技で相手を倒すそうです。
だから、戦国の屈強の武士たちは体が大きい人がおのずと強い武士だったと。

江戸時代は平和になり、更に徳川家の方針で武士が贅沢をしないように
したため、いわゆる僕らが知ってるような武士の道が
研ぎ澄まされたようです。

鎧もいろいろありました。
まずは自己主張だそうです。
だから、派手で変わった兜を付けているのが、
力のある象徴でもあったようです。


そんな"時代"を肌で感じ取ったおっきーが
どういう風に役を演じていくんでしょうね。