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増田俊樹くんを振り返って

こんにちは、ヨシPです。

さて、本日は増田くんについて書きたいと思います。

まっすーは、○○○ミュの時に、いつもはとてもストイックな面を見せているのに、
あるとき、とてもはしゃいでいる姿を見て、そのギャップに「面白い!」と思って
素が面白いということは!!!!と、
『メモ・リアル』にぴったりな逸材を発見してしまったわけです。

『メモ・リアル』が始まるまでは、僕ともたまに話す程度で
深いい付き合いがあったわけではなかったので、
顔合わせの時に、まだ若干大人しかったまっすーでした。
『メモ・リアル』は彼らに素の姿を見せてもらわなくてはならないので、
打ち解けられるのかどうか、少々悩んではいたものの、あっという間に
はっちゃけた一面を見せるようになり、安心しました。

時には、サトちゃんたちが引いてしまうくらい(笑)のまっすーは
僕らも予想不可能で、楽しませてもらいました。

そんなまっすー。
ソロ演目では、タップにチャレンジしました。
確かに“まっすー+タップ”は間違いなく格好いい!
でも、タップがどれだけ大変なことか、知っていた僕としては、
どこまでできるのか?とても興味がありました。

先生はあのHIDEBOH氏! これ以上にない先生と、
ストイックなまっすーなら絶対にうまくいくだろうと思っていました。

DVDにも残っている初日のHIDEBOHさんとの挨拶の様子。
とても勢いがあり、実際に勘もよくて、とても初めてとは思えない
音を出していました。

しかし、タップは甘くはなかったですね。。。
回を重ねる毎に伸びていくはずの技術がそうでもなくなるんです。
決して後退しているわけではないのですが、伸びない。。。

日に日にまっすーの顔にも緊張の色が隠せなくなってきました。
うわさでは、ミツがやばいとか、もっくんが音が出ないとか
聞いている中で、自分はどうなんだろうと?と
自分を見つめていたと思います。

あるとき、「自主練習がしたいです」と連絡がありました。
普段は先生のスタジオでしかレッスンをしていなかったので、
あえて、自分ひとりでやりたいと。

僕らは数時間スタジオに篭りました。
十数畳くらいのスタジオにまっすーと、マネージャーさんと僕とキャビィの4人。
誰かが何か言えば響いて誰にでも声が聞こえるスタジオの中で、
誰もしゃべらず、ただ、まっすーがひたすらタップを踏んでいました。
聞こえるのは靴音と、まっすーの懸命な息だけでした。
空気がピンッと張り詰めて、しゃべることが罪なように感じてしまうくらいでした。

それくらいからでしょうか。
まっすーの技術がメキメキと伸びていったんです。
直接教えてくれていた先生のHAMACHIさんも、同じように感じていたらしく、
それ以降は、いくつもの技をまっすーに叩き込んでいました。

なかなか、僕らにさえ努力する姿を見せないまっすー。
でも、「自分は本当にできない子なんです。だから人一倍がんばらないとダメなんです」と
自分で言っているのは、謙遜でも何でもなく、
本当にありのままのまっすーなんだと、今では実感します。

だからこそ、まっすーはこれからも、
どんな難題もクリアしていくんだろうと思います。

次はどんな課題がまっすーを待ち受けているのか。
いちファンとして気になります(笑)