まずは個別にプレイ。
配布された白色UMDをセット。
どうやら中身は製品版と同じ様子。
基本的には既に完成済みのようなので一安心。
もう半年待たなくてもいいんですね!
体験版のセーブデータを引き継いでストーリーをスタート。
前作と違い、今作は大きなストーリーの中でミッションのように「30秒」が入っている。
プレイ前は「テンポが悪くなるのでは?」と思ったが、次のミッションが目と鼻の先にあるので特に問題無かった。
逆に時間を気にせず挑戦できる隠しダンジョンのようなものもあり、その点はかなり期待できる。
自分は2章「JUDGEMENT」の1つ目までプレイしたが、なかなか期待できそうな熱い展開だった。
……続きが気になる!というところで時間になってしまった。
すぐに回収されるあざといフラグなどは少し残念だったが、それも『勇者30』らしさな気もする。
戦闘面では、スキルや陣形などの要素が増えていた。
スキルは武器によって固有のものがあり、確率で発生。
一定回数発生するとスキル欄にセットできるようになり、武器を変えても使えるようになる、はず。
陣形は自由に変えられるわけではなく、決められた陣形から選ぶようだ。
陣形によって攻撃力アップのボーナスが付いたりすると思われる。
今回の体験では2つ目の陣形を覚えた時点で時間切れとなってしまったため効果を見ることは出来なかった。
他のモードも少しプレイしたので感想。
尚、今作には前作の「王女30」や「魔王30」のようなRPG以外のモードはない模様。
前作では息抜き・気分転換に王女や魔王をやっていたので、少しがっかり。
●勇者無限
無限に出てくる魔王を倒し続けるというモード。
通常と違い、一人魔王を倒しても終わらないので、
無駄に時間を戻していると、お金が足りなくなってしまう。
時の女神さま、値上げしないで!
これはハマりそうな予感。
●女神の部屋
オマケ解禁部屋。
女神の衣装やウィンドウを変えることができる。
変える為にはストーリーで稼いだお金を使うのかな?
ひとまずこれをコンプするのが最終目標になりそうだ。
●真・勇者大戦
アドホックモードで対戦するモード。
魔王を先に倒した人が勝ち、というシンプルなルールだが、
実際に遊んでみるとそんなに単純ではないことに気付く。
まずは時間。30秒経つと全員のレベルが半減。つまりレベルが高ければ高いほど損になる。
レベルが高い人は時間を戻すかどうかの選択に迷わされる。
お店で売っている装備も一つずつしか売っていないので早い者勝ち。
洞窟の宝箱なども早い者勝ちなので圧倒的に有利になれる。
さらに勇者同志で対戦することも出来てしまう。有利な人は更に有利に。
しかし「女神さまの気まぐれ」が起きると一気に形勢が変わる。
「一番レベルの高い人のレベルを半減」
「一番お金持ちのお金を半減」
「一番強い装備の人の装備を最弱に」などなど。
逆に不利な人を有利にする気まぐれもある。
これが頻繁に起きるのでなかなか思い通りにはいかなく、かなり楽しい。
ちなみにこのモードが苦手な私が唯一勝利した時は……。
最初出遅れて装備が買えない
→女神さま「一番お金持ちの人はお金半減!」
→買い物をしていないのでお金持ち、よって半減。
→回復にもレベル上げにも時間がかかる。
→女神さま「弱い人にこの装備をあげる!」
→わーい、なんか貰えた。
→その装備は勇者を一撃で葬れる武器と判明。
→その間、自分以外の勇者は十分なレベルで魔王城に突撃。
→自分も魔王城へ突入、ただし 魔 王 側 か ら !
→魔王と戯れていた勇者3人を撃破!
→ 勝 利 !
どうやら自分以外の勇者を倒してもクリアできるようですw
ちょっとズルかったなぁw
とにかく、とても面白いモードであることは間違いなさそう。
布教して周りの人にも買わせなきゃ。
話変わって、Q&Aより気になった部分を。
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Q.「延期の理由は?」
A.「最初は作り込みの為。その後根幹部分に致命的なバグ。」
それはそれは……。お疲れさまでした。
どんな所を作り込もうと決断すると、延期に踏み切れるのか。
ちょっと気になった。延期してでも絶対に入れるべき、と思う箇所。
ネタばれになるだろうから訊かなかったけど……後日訊きたいなぁ。
Q.「サウンドトラックは?」
A.「今のところ予定なし。」
ええええーーー!
前作のサントラ、売れ行き悪かったのかなぁ……。
今作も良曲多そうなのに、勿体無い。
自分用にPSPから録音することになりそうだ。
Q.「XBoxLive版をPS3では?」
A.「Microsoftとの共同なのですぐには無理。」
話の感じだと期間限定の契約っぽい。
1年後くらいにはPSストアに並んでるかも。
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まとめ。
懐かしさ漂うドット絵(今作はスーファミ風?)に熱い展開と音楽。
ちょっとパズル風味のアクション的なRPG。
前作が面白いとどうしても期待・比較をしてしまい残念な結果になることも多いが、
『勇者30 SECOND』は期待に応えて前作を越えてくれそうだ。
体験会もあっという間に終わってしまったように感じ、
今年の夏は時の女神さまにがっつり時間を奪われそうだ。