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プロローグ

私立野々宮図書館

都心から電車に揺られて2時間以上かかる奥音里。
別荘地とはとても云いがたい、鄙びた駅前からバスに揺られることさらに30分。

主人公とパートナーは、鬱蒼とした木々に覆われた山奥にひっそりと
建つ洋館、「野々宮図書館」にたどり着く。

きっかけ

“仏の小田”、そんな噂を信じて講義をサボり続けていた主人公は、
夏休み直前になってその教授から非情な通告を受ける。

「このままでは単位はあげられない」

大学生活最後の夏休み。
そんな人生で一番貴重なひとときを、教授の促すままに、この見るからに
不気味な洋館で過ごさねばならなくなってしまう。

いくつもの謎、深まる謎

主人公に任された仕事は、洋館の地下書庫に散乱する蔵書の整理。
幽霊が出るー、そんな噂がまことしやかに流れる山奥の洋館。
いつも誰かに見られている感覚。
堅く封印された、明らかに火災のあった形跡の残る3階の開かずの間。

死にまつわる本が集められた図書館。
主人公が手に取った本がまたー、ひとつの事件を引き起こすー。