クローズアップ
原 将明 汐崎 アイル 進藤 学 進藤 学 進藤 学
渡部 紘士
【河村 隆役】
滝口 幸広
【大石 秀一郎役】
瀬戸 康史
【菊丸 英二役】
馬場 徹
【柳生 比呂士役】
中河内 雅貴
【仁王 雅治役】
渡部 今回は私、河村隆(渡部)が司会を務めさせていただきます。まずは前回、冬公演の感想を聞かせてください。
瀬戸 とりあえず54公演、長かった!二代目青学(せいがく)の人にも「俺たち30公演で大変だったのに、54公演やったお前たちはすごい!」って言ってもらいました。
渡部 それはありがたいお言葉ですね〜。冬公演は、試合もすごかったよね。ペテン師のダンスもすごかったし。
中河内 ペテン師じゃない。中河内です。
渡部 中河内さんのダンスも…あと、メガネかけてる人(馬場)のガッツもね。
馬場 そういうことになりますね。
渡部 終わった後の汗の量が、ハンパなかったな。
瀬戸 うん、痩せたもん。
馬場 …俺、太ったんだよな。
一同 え〜!
渡部 それ、弁当ばっかり食べてたからだろ。
馬場 そういうことになるね。
渡部 実は、俺も太った。(一同笑)
   
渡部 ペア同士でそれぞれ話し合ったことなどはありましたか?
瀬戸 ゴールデンペアとしては、仁王と柳生に試合では負けるんだけど、気持ちでは負けないようにしよう、と。いつも話し合ってましたね。あと、先代に負けないゴールデンペアにしようって話し合ったよね。
滝口 うん。
渡部 プレッシャーもあった?
瀬戸 そうですね。
滝口 稽古が待ちの間、ずっと二人で歌の練習したりしたよね。
渡部 ハモリの練習とかやってたね。ダンスも。
滝口 ダンスは…瀬戸がスケジュール的にちょっと遅れて稽古に入る形だったから、「瀬戸の分も一生懸命覚えないと」って思ってがんばったんだけど、2日くらいで抜かされた。(笑)
瀬戸 タッキーは前回、初試合だったしね。
滝口 そう、初試合だった。
渡部 アクシデントとかもありましたか?
滝口 いっぱいあったよ。まず、舞台に溜まった心平の汗で、コケた。(一同笑)
瀬戸 そうそう!俺の前から一瞬消えて、よく見たらコケてた(笑)。
渡部 袖でハァハァしながら「コケちゃった、コケちゃった」って言ってるから、「次で挽回しようぜ」って励ましたよね。
滝口 でもね〜、ぶっちゃけあんたの「挽回しようぜ」は、あてにならないんだよ!
瀬戸 そうそう、タカさん、麻生のパートの歌詞歌っちゃったり…。
滝口 さりげなくセリフ言わなかったりとかね、なんだかんだこの人(渡部)一番ミスが多い。
渡部 …なんか、ダメだしみたいになってる。二人(馬場・中河内)は何か話し合ったりした?
中河内 うーん、特には…。
馬場 あらためてそんなに話し合ったりはしなかったね。
渡部 二人(滝口・瀬戸)に対してどういう意識を持ってたの?対戦相手として。
馬場 二人とは、普段仲良いし…
中河内 敵対心はなかったね。
馬場 うん。まぁ単純に「勝てばいいか!」みたいな。(一同笑)
渡部 じゃあ、立海チームとしては何か話し合った?
中河内 チームとしてはかなり話し合ったね。
馬場 ケンカもしたしね。
瀬戸 ケンカしたんだ?
滝口 ピリピリムードはこっちにも伝わったな。稽古の前半の頃だよね。でも後半からすごいチームのムードが良くなってきて、逆に俺たちも負けないようにやらないとやばいな、って話はしてましたね。それぐらい勢いを感じた。
渡部 そうだね。立海がどんどん良くなっていくから、俺たち青学(せいがく)も刺激になったというか、触発されたね。
   
渡部 ドリームライブはいかがでしたか?俺は、自分の役でいろいろ遊べて、発見できた部分もあるし、すごく楽しめたんだけど、みんなはどうだった?
瀬戸 俺たち初のドリライで、あの横浜のサイズはすごかった。
滝口 びっくりしたよ。ここでやんのかよ!みたいな(笑)。トップのアーティストでもそんなにやれる所じゃないから、そういう意味でテニミュに参加できて、こういう場を与えてもらって、すごくありがたいなって思ったのと同時に、とにかく楽しもうって思いましたね。
中河内 そうだね。
滝口 だから良い緊張感はあったけど、冬公演みたいなプレッシャーはなかったな。
渡部 楽しむことが目的だったからね。
瀬戸 不動峰とかも出てくれて。今まであんなに大勢のキャストが出たライブなかったでしょ。それにもびっくりしたね。
馬場 うん、めっちゃ多かった!(笑)
滝口 初の地方公演もあったし。“初”がいっぱいだったね。
馬場 13公演あって、すごい楽しかった。
渡部 大阪はすごいアツかった。
馬場 アツかった!
滝口 横浜の大きいサイズとはまた違った良さがあったよね。4000人規模の横浜はとにかくすごいパワーをもらったし、大阪は(観客と)近いから一体感があった。
渡部 大阪ではアドリブネタもいろいろあって、面白かった。ビーチバレーのネタで翔馬と瀬戸丸がすごい悩んでたから、俺のネタを提供したんだけど、それがウケた時は自分のことのように嬉しかったな。
滝口 立海の真田道場もね。
渡部 あれも面白かったなぁ。一人ずつ好きな言葉を言うところで、あとバーちょんの「気の毒ですが、これが勝負というもの」、お客さんも復唱してくれてたじゃないですか。長いな〜…みたいな(笑)
馬場 あれね〜、本当は「アデュー」って言うつもりだったの。なのにド忘れしちゃったの、舞台上で!(笑)「次は…柳生!」って言われた途端、頭真っ白になって、え〜!どうしよ!って(笑)
渡部 咄嗟に「気の毒ですが…」って、長い方言っちゃったんだ(笑)。ホントだったら「アデュー!」だけだったのに!(笑)
   
渡部 それでは、今回の稽古のことを。
滝口 試合が大変だなって思うね。激しい試合ばっかりで。
馬場 俺たちの時は、公演中にだんだん余裕も持てるようになってきたよね。
中河内 そうだね。稽古中はいっぱいいっぱいだったもんな。
滝口 今回はホントに面白くなりそうだね。冬公演では、本番に入って初めて面白さがわかったけど、今回は稽古場の段階でもう既に面白い!
中河内 うん、面白いね。
渡部 俺は、相葉っちのシーンが楽しみ。相葉っちがどう演じてくれるか。すごく緊迫感のある舞台になってるよね。決勝戦だし、青学(せいがく)は負けてるし、今回は青学(せいがく)と立海がお互いの誇りをぶつけあうってところがポイントの作品だと思うから、そこを見てもらえたらいいなと思いますね。まあ、僕はずっとベンチですけど(笑)。ただ、ベンチはベンチでがんばって盛り上げないと。
滝口 原作だと決勝でもここのカードがあたるわけだから、軌跡として印象に残る試合になったらいいよね。この激闘があったから全国があるんだってお客さんに思ってもらえたら面白いかな、と。
渡部 立海はどうですか?
中河内 今回は、ギャグが少ないからホント純粋に「ミュージカル」という感じになるんじゃないかな、と思いますね。
馬場 ああ、ギャグないね。
渡部 だから俺の出番がないんだよ!(一同笑)
滝口 でもホント、ギャグの入れようがないくらいに内容が充実してる。すごいものになるんじゃないかな。
   
渡部 最後に夏公演への意気込みを…。俺にとっては、とにかく青学(せいがく)最後なので、悔いのないようにやることですね。3代目がお客さんの心に残るよう、印象づけられるようなインパクトを残したいですね。
馬場 今回は前回よりさらにパワーアップしていて…その分大変なんですが、面白い作品になると思うので、期待して待っていただきたいと思います。
滝口 チームを任されている大石としては、どうしても優勝してほしいと思っているし、そういう、試合に出ていないメンバーの想いも見てもらえると、もっと舞台も楽しくなるかな、と。もちろん試合も良い試合ばかりなので、楽しんでもらいたいですね。
瀬戸 今回初めて試合がないので、ベンチワークでどうやって菊丸をみせるかっていう課題もあるし、3代目青学(せいがく)も最後なので…瀬戸の菊丸が一番だったと言ってもらえるようにがんばりたいですね。
渡部 3代目青学(せいがく)のみんながそう思ってるよ。次の青学(せいがく)にプレッシャーがかかるくらい良いものを見せないとね。
瀬戸 そっすね。あと、今回は福岡公演もあるし!
中河内 (笑)博多ッ子!
瀬戸 あと、ケガしないように体調管理も必要ですね。
渡部 そうだね。
中河内 僕たちも当然がんばるんですけど、卒業する青学(せいがく)に、花道を飾ってあげられるような良い舞台にしたいですね。とにかく最後まで楽しくやりたいなと思います。今回の公演は、ハンパなく楽しくてアツいので、最後はスタンディングオベーションが起こるくらいの舞台になればと思います!
  ©許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプランニング
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