——前回のルドルフ公演の感想を。
正直、疲れた!(笑)長丁場でしたから、もちろん体力的にもそうなんですけど、精神的に大変だった!というのが正直な感想でありまして。
前々回の不動峰戦までは、最年長クラスの栄治さん(桃城役・森山くん)やtuti(大石役・土屋くん)がみんなの事を引っ張っていたんですけど、これからは栄治さんやtutiももっと自由に自分の仕事が出来るように、中堅クラスとも言える俺や直也が、そろそろみんなを引っ張っていけるようにならなきゃいけないんじゃないか、と。
で、なんとか頑張ってはみたんですが、やっぱりなかなかまとまりがつかないって事が多々あって、四苦八苦しましたねえ。これまで、自分が先頭に立って引っ張っていくっていう経験が全くなかったので、手探りの状態でしたから。
そういうのもあって、もう終わった時は号泣の嵐で(笑)
特別な達成感もあり、また、次回への課題もできました。
——これまでのミュージカル『テニスの王子様』の公演の中で、いちばん印象に残っているシーンは?
これは、やっぱり初演ですね!
初演は唯一、乾がレギュラージャージを着ているんですよ、初演だけ!
しかも、唯一の試合がある!(笑)
だから、やっぱり挙げるとしたら初演の試合のシーンですね。
初めてのミュージカルで、初めての試合!あそこは、すごく集中してましたね。
これはね〜、ホント大変でしたよ!ダンスも出来ない自分が、ですよ!試合の相手は、1年生な訳じゃないですか。僕は3年生だから、格が上なところというか、余裕のあるところを見せなきゃいけない。ダンスが上手い=テニスが上手いという事ですから。もうどうすんだ、と。タジタジでしたよ(笑)
柳も「あのシーンはすごく好きで、あそこは自分も締めなきゃいけないと思ってるから」って言ってて、柳がそう言ってくれたという事も嬉しかったし。
まあ、そこから乾は"レギュラー落ち"なんですけどね(笑)
——その他、テニミュに関する思い出でいちばん印象深い出来事は?
実際に乾汁を作ってみんなに飲ませたっていうことですね。そりゃ、ありえない味にしましたよ!美味しく作ったって、みんなのリアルな演技を引き出せないじゃないですか(笑)ホントに不味い、乾汁"青山草太バージョン"を作ろうと思いまして、Kimeruとスーパーに買い物に行って、実際すごいものができましたから。
まあ、そこまでは良かったんですけど、本題はここからなんですよ(笑)
本番で飲ませる相手は日替わりで決めてたんですよ。その日は越前に飲ませるぞと決めていて、俺が「越前だ」って言おうとした時、急につっちーが「乾だ!」って言い始めて。みんなで俺をハメたんですよ!それで思わず「はあ!?」ってなっちゃって。で、そこで「理屈じゃないな」ってセリフがポッと出てきて、「ああ繋がった〜!」って。瞬間的に乾が降りてきたから良かったですけど…(笑)
——稽古中の思い出などはいかがですか?
栄治さんの家に行った事ですかね。殆どのメンバーが栄治さんの家に集まって、語ったり、栄治さんの家を物色したり、栄治さんのお母さんが料理を作ってくれたりして、すごく楽しかったですね。
なんだか、ホントに部活の帰りに桃城の家に泊まりにいったような、プライベートな稽古みたいな感じで、より親睦も深まったし。それからはスケジュール的にみんな忙しくなっちゃって、みんなで集まるという事が難しくなってしまったので、貴重な体験ですね。 |
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——青山くんにとって、テニミュとは?
すごく大きな分岐点だったな、と。テニミュに関わった事で、僕を親しく思ってくれるファンの方もたくさん出来ましたし、テニミュメンバーにも出会えたし、そこから派生して色々な人にも出会えたし。自分自身も、ミュージカルに挑戦するという事は新境地に立つ事でしたから、考えさせられる事もたくさんありましたし。
この仕事が出来たという事は、すごく運命的というか、必然的な事だな、と思うことがあって。もともとオーディションに参加したのも、路上で指圧マッサージをやっていて、偶然関係者の方から声が掛かったという事がきっかけだったというのも、俺にとってすごく必然的な事だったんだなって。
例えば人生ゲームで、絶対ストップしなくちゃいけない所ってあるじゃないですか。いくら6を出したとしても、4の所で止まって何かをしなくちゃならないという、そこが僕にとっての『テニミュ』だったんじゃないかって。
だから、そのストップの所から歩き出すのが今なのかな、って。この1年半、そこで自分を高めて大きくして、で、そこからまた踏み出していくのかなって、思いますね。
——それでは、今回の公演に対する意気込みをどうぞ。
意気込み!これはね〜、ものすごいものがありますよ!今回が最後なんでね、思い残す事がないようにやらなきゃなというのはありますね。僕の中では、"悔いのないように"っていうのは、スタッフさんもキャストもみんな悔いなくできればこそ、なんですよ。全員が全員、悔いなく卒業できたらいいな、と思ってます。
あと、やっぱり新しいメンバーへの挑戦状という意味も込めて。俺らを超えるものを作ってこないと、承知しないぞ!下剋上してこいよ!と(笑)
これから、上島先生がどんな演出をつけてくれるのかも楽しみですね。
もしかしたら、回想で乾の試合のシーンも出てくるかもしれないし!…いや、まあ、さすがにそれはないと思いますけど…でも、最後くらいレギュラージャージを着させてくれ〜!(笑)
とにかく、みんなすごい意気込んでくると思うんで、熱く熱く!やろうと。時には殴り合いの喧嘩もしてみたりだとか。今回はそのくらい熱くなっちゃってもいいんじゃないかと(笑)
——それでは最後に、HPをご覧になっている方にひとこと!
僕たちは多分、稽古の時からすごく熱くなって、本番には爆発したものを見せると思うんで、それに圧倒されないように、観てる人たちも熱い気持ちで、僕たちを観て欲しいと思います。
覚悟して来いよ!という感じですね(笑) |