——これからどんな役作りをしていきたいですか?
自分の中でも郷本さんのイメージって強くて、やっぱりすっごい上手いし、何より海堂を理解してた人だと思うんですよ。自分に海堂を取り込んでて、そういう点はやっぱり学びたいし、でも尚且つ、自分らしさも出していきたいんです。僕にしかできない海堂っていうのがきっとあると思うんです。そういうのはきっと、稽古すればするほど身につくだろうし、彼を好きになればなるほど、僕は海堂に近づいていけると思うので。
彼の真面目なテニスへの情熱とか、ストイックに努力して努力して"上に上がるぞ"っていう気持ちを大切に、僕も頑張っていきたいな、と。普段から僕も努力を惜しまない人間になれたらいいなと思いますね。
——歌、ダンス、芝居、一番得意なのは?
歌とダンスがあまり得意じゃないので、芝居かな…?という感じなんですけど(笑)
ダンスは、苦手といいますか…。僕は日本舞踊を4才からやってまして、ダンスやっててもどこか日本舞踊っぽさが出ちゃうんじゃないかなって。ダンスと日本舞踊って、重心の位置が全然違うので…もう日本舞踊は、ホントに低く、低くなので…。
あと、カウントを取るっていうのが!(笑)日本舞踊は型で覚えるので、ワン、ツー、スリー、フォーとカウントを取っていくっていうのが慣れなくて、そこが今いちばん苦労してますね。
——青学(せいがく)メンバーの印象って?
若いパワー!という感じですね。僕が言う事じゃないと思うんですけど、今時の僕の世代の男の子ってこんな感じだなって。僕、多分ちょっとそういう所、欠けてる部分が多くて(笑)
学校でも、クラスの殆どが女子なんですよ。クラスに男子が2人しかいないんです!だから、男仲間みたいな感覚も欠けてて、新鮮でしたね。それにみんな面白いし、やさしいですし。
僕、稽古の最初の2日間、仕事の関係で出れなくて、3日目に転校生状態で入っていったんですけど、みんな声をかけてくれたり、馴染ませようとしてくれて。
このメンバーなら、いい雰囲気・いいチームワークになるんじゃないかなって思います。
——対戦チームのメンバーは?
JURIさんは…背、大きいですよね!僕、そんなに小さくはないんじゃないかなと思ってたんですけど、並ぶと全然ちっちゃくて、びっくりしました!
川久保くんは癒しのオーラをバンバン出してますし、山吹もいいメンバーですよね〜。それぞれのチームと言うよりもまず、青学(せいがく)メンバーも含め、今回の舞台でみんな良い仲間になれそうな気がしてます。
——それでは最後に、HPを見ている方にひとこと!
いろいろな意味で新しい舞台になると思うんですよね。
みんなが終わったあと楽しかったー!ってなるように、僕は僕で一生懸命、海堂になりきりたいし、青学(せいがく)ってものを作っていきたいな、と。
せいいっぱい努力しますんで、ぜひみなさん楽しみに、劇場に足をお運び下さい! |