クローズアップ
インタビュー小谷嘉一編
小谷嘉一 ——それではまず、自己紹介からお願いします。

河村隆役の小谷嘉一と申します。年は青学(せいがく)メンバーの中で一番年上で、22才です!今まではどちらかと言うと、現場ではいつも一番年下の方だったので、やっぱり今回は「ああ〜みんな若いな!」と感じてしまいますね(笑)

——これまで経験したお仕事って?


高校の時に初めて決まった映画がずっと止まってしまっていて、来年の1月にやっと公開が決まりました。『またの日の知華』という映画です。
映像の方では、『仮面ライダー アギト』にちょっと出演させて頂いたり。
あと僕、実は以前、一太郎さん・永山たかしさんと同じF2ドリームス(CX 『F2』)だったんです。僕は水曜と金曜担当だったんですけど、水曜は一太郎さんと一緒で、金曜は永山さんと一緒だったんですよ。それでミュージカル『テニスの王子様』の話もちょくちょく聞いていました。だから、今回自分が出演する事になって本当にびっくりで…


——これまで、スポーツなどの経験はありますか?

僕は、『週刊少年ジャンプ』を読んでいたので、『テニスの王子様』は連載当初から知ってます!
高校の時は、みんなから"海堂に似てる"って言われてたんです。僕は手が長いからなのかもしれないですけど、よく"海堂で出てきそう!"って言われてたんですよ。でも、その時から僕は河村が良かったんですよ。すごい、河村が好きだったんですよ!


——じゃあ、今回は以前から好きだった役に!?

そうなんですよ!だから決まった時は、本当にびっくりで。
オーディションの時は、乾の台本を渡されていたんです。でも、僕の中で、その時乾は正直あまり噛み砕けていなかったんです。乾は、僕からはちょっと遠く感じられて。
で、その時"河村のセリフも読んでみて"って言われて、河村も読んでみたら、めちゃくちゃしっくりきたんですよ!"バーニング、超気持ちいい!"って(笑)
その時は、オーディションなのに河村をすごく楽しんじゃいましたね。あのギャップが最高に面白い!


——河村と小谷くんに、何か共通点はありますか?他のメンバーの話では、小谷くんはラケットを握る前の河村にそっくり、ということですが…

あ、ホントですか?僕も自分では、海堂より河村の方が似てると思ってたんですけど…
でもラケットを握る前よりも僕、その…逆だと思うんですよね。普段の河村は…僕はあそこまでは優しくないし、丸くもないなと思ってるんですけど、逆にバーニング状態になった時のハジケ具合は、自分にすごく似ている気がするんです。
これは仲の良い友達にしか見せられないんですけど、例えば、ボーリング場でサービスゲームという時間があって、ピンを倒すと記念写真が取れるんですよ。それで曲が流れ出すんですけど、ピンが上がりだした瞬間テンションが上がって、俺一人、前に出て踊りだしたりしちゃうんですよ(笑)もうバーニング状態というか。あとで考えて見ると、「俺、ちょっと変だな!」って思ったりもするんですけど(笑)
スイッチの入り方というか、そういうところが河村と似てるなって思いますね。

——ミュージカル『テニスの王子様』は観ましたか?

ビデオで全作品観ました。
お仕事をいただいてから観たので、プレッシャーでしたね。
でも、すごかった!僕も自分の舞台のビデオを観た事があるんですが、ビデオだとなんだか舞台ならではの迫力とか、雰囲気とか、空気とかが映像だと全然見えてこなくて…舞台のビデオって僕の中でそういうイメージがあったんです。だから、「まあ、ビデオだからな〜」と油断して観てたら、もう、おもしろくて!すごい、河村おもしろい!って。
クオリティが高くて、びっくりしましたね。
小谷嘉一


——歌、ダンス、芝居、いちばん得意なのは?


うーん、歌かな…?ダンスは好きなんですけどね…"得意"ではないです。大きいので、間違えると目立つんですよね。それが怖くて(笑)
歌は中学からずっとギターをやってて、弾き語りが好きで、路上ライブなんかもやっていたので…今も、暇があるとやってたりします。歌は好きですね。

——青学(せいがく)チームの印象は?

ホントにカッコいいですよね。みんなホントにかっこいい!明るいし、楽しいし、元気いいし。
俺もまだ10代くらいのノリにはついていけるハズだと思ってるんですけど。やっぱり俺、年が一番上だというのがあるんで、例えば現場でわーっと騒いでる時があるじゃないですか。そういう時に、俺も一緒になって騒ぐより、年上としてちょっと一歩引いて、もしもいき過ぎたときがあったら、まとめられるようになれればな、という気持ちがあるんですよ。これからどんどん仲良くなっていって、時々気が抜けたり…なんていう部分も出てくるんじゃないかなって。
まあ、楽しい時は楽しく一緒に盛り上がって、でもどっかでちゃんと状況を見ていて、もし落ち込んでる人がいたら励ましてあげられるような、そんな風に出来たらなって思います。

——対戦チームのメンバーの印象は?

壇太一役の雄基くんが、超かわいいんですよ!かわいいんですけど、でも中学2年生にしてはやっぱり仕事をしているだけあって、大人だなっていう部分もあるんですけど…でも、しぐさだったり表情だったりが、超かわいいんです!
JURIさんはキャラクターがすごく面白くて、初めて会った時は「あ、亜久津役の人だ」と思って構えてたんですけど、話をするとすごく面白くて、亜久津と全然違う!(笑)見てて、ギャップが面白いですね。
柳澤くんは、普段の柳澤くんと踊った時の柳澤くんが全然違うんですよ。最初メガネをかけてて、真面目そうな子だなと思ってたんですけど、ダンスを始めたらイキナリ片手でガーッと回り始めたんで…「ええ!?誰だろこの人!」って。その時、「俺、会ったの初めてですよね?」って言っちゃった(笑)本当、すごくカッコいいですよ!


——それでは最後に、HPを見ている方にひとこと!

みんな同じ位プレッシャーを感じてると思うんですけど、やるからには絶対にいいものにしたいと思います。
みんな楽しいし、カッコいいし、ホント最高のメンバーに恵まれたなって思うんで、このメンバーで本当にいいものを作りたいって思ってます。
 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
テニプリドットコム少年ジャンプインターチャンネル