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第十一現場:スタッフが語る「リアルタイムデモ作成」の現場

公式ホームページ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
デザイナーの山本です。
今回は、リアルタイムデモについての話を書かせていただきます。

このゲームのリアルタイムデモは、かなりの大ボリュームとなっています。
しかし、ボリュームが多いと言う事はそれだけ自分達の作業が大変という事です。
そのため、どれだけ要領よく動けるかが成功の鍵でした。
イメージエポック社内だけでは到底廻らなくなり、外部の協力会社さんとも連携して制作しましたので、もう目の廻る忙しさでした。

それでも、このゲームをプレイしてくれるお客様に各シーンの内容を伝える為にどのように表現したらよいか、と日々考えながら、それぞれのシーンにキャラの心情を作業担当者が重ね合わせ作業していき、出来上がった各シーンを数人で見ながら、ワイワイと意見をぶつけ合い、また作業していく……という毎日は楽しく、充実していました。

いざ作業が始まってしまえば、後は時間が経つのが早くて、アッという間の一年半でした。
私は締め切りのギリギリまで作業をしていたので、ゲームを通しでプレイしたのはマスター直前の数日間でしたが、大きな喜びと、確実な手応えを感じました。

アークライズの発売を心待ちにして下さっている皆様、どんどん進めたくなるシナリオと、そこに垣間見える各キャラクターの生き様、考え方や想いは必見です!!
イベントも物語が進むにつれ内容が濃くなっていき、作業者こだわりのカットも増えています。
こちらも楽しみにしていて下さい。
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山本さん、ありがとうございました。

マスターアップ直前の調整期間、全スタッフが最後のクオリティアップに努める中にあって、ひときわその進化の度合いが著しかったのが、デモ班の担当するリアルタイムデモだったと思います。

2008年の東京ゲームショウ版から明らかに進化したデモシーンに、皆様もご期待下さい!