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第一現場:プロジェクト開始当時の開発現場

はじめまして、木曜担当・ディレクターの金丸です。

毎週、主に開発内部の話題を中心に書かせて頂くことになりました。
自分以外の開発者にも参加してもらい、あまり表には出ることのない、ゲーム開発の裏話などを語っていきたいと思います。

今日は最初と言うこともあり、自分がこのプロジェクトに参加した頃の思い出などを少し語ってみたいと思います。

自分がこのプロジェクトに参加したのは2006年10月。
当時はまだ、会社が池袋のいわゆる「乙女ロード」付近の雑居ビルを何部屋か借りてゲーム開発を行っていました。

会社に足を踏み入れて最初に思ったことは「うわっ、狭っ!」
次いで「あれ? 俺の席は?」でした。

当時、ちょうど「ルミナスアーク」の開発が山場で、自分の席を用意するどころじゃなかったようです(笑)

この時点では、自分以外にプログラマー兼バトルプランナーの久野、CGディレクションの相内の三人だけでしたが、過去に同じ職場で苦楽を共にしてきた者同士、スムーズに作業を進めることができました。

三人とも実践型の人間なので「とりあえず作ってみよう」を合い言葉に、仕様書が完成する前にWii開発機でものが動いているという(笑)
最小構成ならではの小回りのきく開発スタイルでした。

あれから2年以上が経過し、開発人員は社内だけで最大50人を越え、ゲームの規模やクオリティも当時の予想を遙かに超えてしまいましたが、あの最小構成で過ごした時期が、このプロジェクトの原点だと思います。

といったところで、今回は終わらせて頂きます。
それではまた来週。