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開発より 8

こんにちは、上田清隆です。

いつの間にか梅雨が去って、大阪は連日猛暑に苦しんでいます。
どうしてもビールの誘惑に勝てず、胃腸の調子が最悪です。
それが原因だというわけではありませんが、佳境に入ってきた
鏡キョウスケのWEBシナリオは、今週御休みにさせていただ
きます。心残りの無いようにプロットと格闘していたら、瞬く
間に一週間が経ってしまいました、、、すみません。

ところでルクスでは秋口からの物語だったので、夏はどんな感じ
でみんなが暮らしているのか気になるところですね(^^

アキラはやっぱりトレーニングだろうな。。。
無人島や山に籠もって修行とか言い出してそう。
ナミは相変わらず、街を駆け巡り、顔なんか真っ黒になっている
だろうし、ミカとヤヨイは、ルイに「いい加減にして欲しいんだ
けど……」と言われながらも、冷房のきいたルイの事務所で遊ん
でいると思います。シンジはユウジと一緒に何か悪巧みしてそう
ですね。(ユウジには迷惑極まりないんだけど)

ちょうど夏祭りの季節だから、浴衣姿でわた飴やリンゴ飴をほお
張りながら歩く、ルイ達の姿も可愛いですね。
マコが生きていたら、マコとユイは見回りと称して、露店の中で
ビール片手におでんなどを食べてそうです。(もちろん浴衣姿で)
テーブルには、すでにビールの空き缶が山積み、ほんのり顔を赤
くしながら、「ボーナスが少ないんだけど」、って文句言ってい
るユイの姿が目に浮かんできます(^^

ミカはラズリーと市長の取材などで、遊覧船に乗り込んで、
花火を眺めているというイメージでしょうか。
こう書いていたら、如月の街は、本作以外の日々は、すごくのん
びりしたシーンしか思いつかない。
ああ、ホントいい街だな……。

フォートは冷暖房完備なので、季節感なさげですね。
あるとしたら、長島アヤがイタリアのフォートの支部あたりで、
「リゾート地なのに仕事だなんて、いったいどういうつもり?
くそっ、経費でワインを呑みまくってやるんだから」と野口に
怒っている姿が想像できます。
リュウ・イーは、北京の胡同と言われる古い町並みの店の中で、
涼しげな顔でお茶を飲んでいる姿でしょうか。
アツキはと言えば、パリのオープンカフェで観光客に混じって
一人エスプレッソなんか飲んでいる姿が目に浮かびます。
そうだとしたら、ナツキはオシャレして、こっそりフォートを
抜け出そうとしているところを、ノーラに見つけられて、引き
ずり戻されている姿が合いますね。
(もちろんパリに行くつもり)

とかいろいろ書いていたら、全員楽しそうだな~。

皆様もどうぞ暑さに負けずに、夏を楽しんでください!!



開発より 7

こんにちは、上田清隆です。
今年は雨の日が続いたと思ったら、晴れの日が続いたりと、
不思議な梅雨ですね。去年と比べても肌寒い日が多いような気が
するのはぼくだけでしょうか? 皆様はクーラーで風邪などひか
れないよう気をつけてくださいね。

それはそうと、いろいろな人から『アツキ』を描いて欲しいと
言われます。せっかくWEBノベルを進行させるなら、彼抜きで
は物足らない、との意見です。ぼくもそれはよくわかります。
ですが当分アツキだけは描けません、とお断わりをしています。
なぜならアツキだけは、プレイしていただいた皆様の心とシンク
ロして初めて出来上がる人格だと思っているからです。
そこがリュウ・イーやナミといった他のキャラと、彼が大きく異
なるところです。彼らは完全に一つの人格です。
アツキを擬似一人称にしようと決心した時から、次は描きにくく
なることはわかっていました。
なぜならアツキの目を通して、皆様は如月で起こる様々な事件や
人々と出会っていく。アツキが感じたことを、出来る限り皆様の
心に重なっていくようにと、気をつけながら作っていきました。
うまく表現できたかは、わかりませんが、ヤヨイやマコといった
如月の人々が語りかけてくる言葉が、アツキだけでなく同時に皆
様にも話している、といった感じに作りたかったのです。

そして最後の橋の上でのアツキの言葉は、彼の言葉でありながら、
ぼくの気持ちでもあり、プレイしていただいた皆様の気持ちにな
れば、と。

嬉しいことに、いろいろな人達が、アツキのサブシナリオをネッ
トで書いていたただいているのも、そう言った意味でアツキが
皆様の心に生き続けているんだと素直に喜んでいます。

さてWEBノベルは、鏡キョウスケの調査も大きな曲がり角に差
し掛かったように思えます。この後の展開は、すでにゲームをプ
レイしていただいた人は御分かりだと思いますが、鏡探偵の決死
の戦いに突入する予定です。
戦いと言ってもルクスでは、アクションシーンバリバリの戦闘に
はなりません。(そういった物もちょっと作りたいけど)
自我崩壊するような心理攻撃と、それにどう打ち勝っていくのか。
そこに焦点を当てた作品になっていく予定です。
一人称視点で語っているので、ぼく自身、その心的な攻撃イメー
ジに心をやられないか少し不安です。。。
ですので皆様も、もし読んでいただける時には、心の準備を御願
いします。『しまった!』とならないように、くれぐれも御気を
つけてください(^^
(ご安心を。今回のノベルではありません。次の展開からです)

鏡キョウスケが最終的に何を見出すか?
構想自体はすでに出来上がっていますが、鏡探偵が何を語り、
何をそこに見つけるのか、ぼく自身楽しみにしているところです。
ぼくが描きたかった答えの一つを、きっと鏡探偵が見出してくれ
ることと思います。

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