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『Milky way』

どうも、天文部の部長・路万健康役を演じています。

「宙のまじまじ」こと間島淳司です(笑)

スゴい名前ですよね…

読みは「ろま」でも字面で見ると「ロマン」だ し、

下の名前も「健康」と書いて「たけやす」だし。

部長自体ロマンチストではあると思うんで、名字はまだしも

……健康て。

一番イメージから遠い名前

……名前負けも甚だしい(笑)


さて、7月7日といえばどんなに天文に興味のない人でも知っているであろう、

「七夕」でございます。

働き者の牽牛が、
これまた働き者であった天帝の娘・織姫との結婚を認められ、
夫婦になったものの…
二人は結婚生活が楽しすぎて仕事をしなくなってしまいます。
それに怒った天帝は、二人を天の川を隔てて会えなくしてしまいますが、
「それはあまりにかわいそうだ」ということで、
一年に一度だけ会う事を許し、
7月7日の夜にだけ、カササギが橋代わりになって天の川を渡れるようにし、
二人は会う事が出来る。

と、場所や物語によって若干の違いはあるようですが、

だいたいそんなようなストーリーだったかと。

この「牽牛」がわし座のアルタイル、
「織姫」がこと座のベガ。
二つの星を挟んで流れる天の川。

これを見た昔の人が思いついたんでしょうね、
この素敵な物語を。

昔はもっと空は綺麗で、

今よりももっともっとたくさんの星が見えたり、

それこそ天の川なんてもっとはっきりと、

空を二分するかのようにダイナミックに見えたんでしょうが、

それでも空に輝く光を頭の中で繋げて、

それを物語にするという発想は素晴らしい。

空だけでなく心も、昔の人は綺麗だったのかな~

…なんて、空を見上げるだけで

いろいろなことに思いを巡らせることが出来ます。


路万部長はどうやら、

宙の物語では北欧系の神話がお好きなようなので、

七夕よりも秋の星空でこういったことを思い浮かべるんでしょうが、

星空初心者で且つ日本人の僕たちには、

七夕のような物語の方が身近で想像しやすいのではないでしょうか。



さて、そんな素敵な物語がお空で展開されているまさに七夕7月7日から、

早い地域では『宙のまにまに』は放送がスタートしますね。

これ見る頃には「もう見たよ~」なんて方もいらっしゃるんでしょうか。

高校が舞台で当然作中に学生が多いせいか、

スタジオの中がすさまじく若い人ばかりで……

僕がかなり年上になってしまうという恐ろしい現場ですが(笑)

若いパワーが集まって元気いっぱい、

毎回楽しく収録しております。


美星や姫や江戸川や、パワフルで魅力的なキャラから

僕が演じる部長のように、

元気…ではないけどとにかくクセがあっておもしろいキャラクターもいたりして、

毎日がお祭り…

いや、星空みたいな広がりがある作品だなーと

思ってます。

放送の近々という、

かなーり大事なタイミングで僕が活動日誌日誌なんて書いてて大丈夫なのか…?

という一抹の不安も感じましたが、

まぁ部長特権と言う事で(笑)


とにかく!

アニメ見て、星見て、いろいろな『ものがたり』に触れてみてください。

そうすればあなたも、天文部の仲間入りです。


というわけで入部お待ちしております(笑)

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タイトル: 『Milky way』
投稿日: '09/07/08 - 18:01
カテゴリー: General
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