ABOUT 社長メッセージ

Q1.幅広いエンターテイメント領域で事業を展開するマーベラスですが、その経営戦略についてお聞かせください。

マーベラスは、エンターテイメント業界において、世界のあらゆる領域にコンテンツを届け、人々に「驚き」と「感動」を提供して人々の明るい未来に貢献していくことを経営理念としています。オンライン、コンシューマ(家庭用)、アミューズメント(アーケード)の3つの領域のゲーム事業、そして2.5次元舞台を中心としたライブエンターテイメント事業、アニメや音楽制作を行う音楽映像事業と、5つの異なった特性を持つエンターテイメントビジネスを展開しています。さらに、ジャンルやカテゴリーにこだわることなく、コンテンツの特性に合わせてあらゆる領域でのビジネス展開を可能とすべく「マルチコンテンツ・マルチユース・マルチデバイス」戦略を推進しています。その上で、5つの事業をバランスよく展開する「ポートフォリオ経営」を行うことで継続的な成長を図っています。

昨今、エンターテイメントビジネスにおいても、5Gなど技術革新の潮流は大きな波となって押し寄せてきており、国や地域のボーダーはますます希薄となり、変化のスピードは加速度的に高まってきています。このような劇的な変化はリスクと捉えられがちですが、大きなチャンスでもあります。我々は、このような環境の中で新たなエンターテイメントを創造していくために、前述した戦略のもと、人材強化を積極的に行っていきます。

Q2.異なった領域で展開する5つの事業部に共通した課題・事業戦略というものはあるのでしょうか?

まず最も重要なことは、どんな事業環境であっても、どんな領域であっても、「強いIP」を保有していることがエンターテイメント企業としての生命線であると考えています。それは、成長を持続していくための必須条件であり、競合企業との差別化にもつながっていきます。「強いIP」を創出していくための環境を整え、人材を強化・育成し、一つのコンテンツをいかに高められるかを全社一丸となって追求できる企業風土を醸成していかなければなりません。
マーベラスは、次代を担う魅力ある強い「オリジナルIPの創出」を全社の目標と掲げています。そのためにはクリエイティブ面の強化はもとより、マーケティング力の強化、グローバル化への対応が必須となってきます。特に、「グローバル化」に対しては最優先の課題として注力していきたいと考えています。厳しい市場環境だからこそ「攻めの姿勢」を継続し、事業環境の変化に対応した組織の構築、人材の確保を重要課題と捉えています。

Q3. マーベラスが求める人材とは、どのような人物像でしょうか?

これまで申し上げた戦略を実現していくためには、情熱を持ち、高い専門性を備えた幅広い人材が必要です。マーベラスは、様々な領域で事業展開を行っていますが、どの分野においても積極的に人材を求めています。
「Enjoy Being Professional」と表現していますが、エンターテイメント業界で働いていくには専門性やスキルも重要ですが、仕事が好きで、楽しみながらやっていくことも重要です。人を楽しませるものを提供するのに、自らが楽しめていないと幅広い人々の共感を得るのは難しいと思います。そして、「やらされ仕事」ではなく、自ら考え、行動し、必要があれば改善するという“作業ではなく本来の仕事”ができる方を求めています。専門性を間断なく高め、自分を成長させ、チャレンジする姿勢を持った人は会社として全面的に応援していく方針であり、その環境を整えていくのは経営の責任であると考えています。

代表取締役社長 執行役員
許田 周一