すなわち、 麒麟のユダ・鳳凰のルカ・青龍のゴウ・玄武のシン・朱雀のレイ・白虎のガイの6人の天使たちです。彼らは天使たちの中でも特に優れた能力を持った上級天使 であり、いずれも強い意志と類い稀なる容姿を備えていました。
しかし、ユダとルカは度重なる神の非情な命令に、神に対する疑念を抱き始めます。
そして、彼らは自分たちの正義を貫くために神に対して反乱を起こします。
その結果、天界を二分する大きな戦いが起こり、かつては共に戦い信頼の絆で結ばれていた六聖獣は
互いに敵対し、傷つけ合うことになりました。
激しい戦いの末、ユダとルカは敗れて地獄界へと封印されてしまいます。
こうして天界にはゴウ・シン・レイ・ガイの4人が残され、彼らは「四聖獣」と呼ばれるに至ります。
しかし、天界に残った四聖獣もまた後に反乱を起こし、神の側に仕えし「聖者」と「女神」によって
力を奪われて地上(人間界)へ封印されてしまいます。
時は流れて現代、地上に封印されていた四聖獣は封印を破り復活します。現代によみがえった4人は天界に戻り、聖者と和解します。
そして、彼によって奪われた力を取り戻します。
かつての力を取り戻した四聖獣は女神の命を受け、今度は地上に忍び寄る邪悪な影の正体を調査することになります。
「四聖獣」としての本来の役割 —地上に住まう動物たちの統率と守護— を果たすべく、再び降臨したゴウ・シン・レイ・ガイの4人。
しかしそんな彼らの前に立ちはだかったのは、一度は志を同じくしたかつての仲間、麒麟のユダと 鳳凰のルカでした。
彼らの新たな戦いが、今はじまろうとしているのでした・・・
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