DLC4弾配信記念! 開発者コメント

プロデューサー はしもとよしふみ

いよいよ、朧村正DLC第4弾が配信となりました。2009年に別の機種で発売し、それから2014年の年末まで付き合う事になるとは当時思っていませんでした。

まずは、ユーザーの皆様にお待たせしてしまって申し訳ありません。
特に題材としてもなかなか鋭い部分も御座いますので、配信の度に諸々調整もありましたが、無事配信にこぎ着けたのは応援して下さったお客様、そしてご協力頂いた皆様のお陰だと思っています。

実際には、現場は描いて描いて、描きまくっているので時間がかかるのは仕方がない…と言いたい所ですが、私がそれを言ったらダメですね。
兎に角、魂込めて皆全力で制作した「元禄怪奇譚」を是非、ご賞味下さい。

皆様に愛されここまで続けることが出来ました!
スタッフ一同、心から感謝申し上げます。

ディレクター 神谷盛治

何はさておき、本編発売後1年半にも及ぶ以ての外のDLC大遅延。まずは皆様に謹んでお詫びを申し上げます。

腹打ち割って申しますればヴァニラ坊やの台所は火の車、それでも遊んでくださったお客様にご満足いただけたのならば、送り手としてはこの上ない喜び。

更にはパブリッシャーであるマーベラス様には黒字と聞き及び、安堵して「またご贔屓に」と足掛け9年のプロジェクトを終えられます。

この元禄怪奇譚、もともと1本別のゲームとしての企画であったものなれば、何やらまだもやもやと浮かんではおりまして機会あればまた別の形で語る事もあるやも知れません。しかしながら波乱も乗り越え第4弾の配信も無事封切りとなった節、切り良く結びといたしまして、長くお付き合いくださったお客様、また開発にご助力賜った方々に感謝の意をお伝えして一旦はお別れです。

朧村正ならびに元禄怪奇譚、ご愛顧ありがとうございました。

サウンドプロデューサー 崎元仁

崎元です、こんにちは。

朧村正の発売から5年、開発始めから8年。一つのコンテンツとこれほど長くお付き合いをしたゲームは他にはありません。
これはひとえに皆様に愛された結果で、私達は皆様のその愛を受けてより多くをお返ししたいと思いました。皆様とキャッチボールをしながら作り上げた、そんな作品に携われたことを誇りに思うのと同時に、とうとうこの開発が終了することに寂しさを感じています。

DLC元禄怪奇談では4番目のエピソードが発売となりますが、その4つのエピソードでは作曲家1人が1つのエピソードを専任しており、「化猫」は工藤吉三、「一揆」は千葉梓、「白蛇」は金田充弘、そして最後の「鬼娘」では岩田匡治が担当をしています。

それぞれの作曲家達の独自の世界観や、朧村正への思いが皆様に届けばいいなと思っています。

小粒だけど味の濃い、そんな作品になっていれば幸いです。