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ボイスレッスン・ワークショップ・顔合わせ

<<稽古場1>>


今日は本稽古に先がけて行なわれた稽古の様子を一気にレポートします。
 
まずはボイスレッスン。課題曲は「歌詞を大切に」をテーマにしたバラード。
大人のラブソングを、ピアノに合わせみんなでしっとりと歌いあげます。
続いて志願者による独唱。先生の「誰か歌いたい人!」の声に最初に手を挙げたのは篠谷さん。
さらに林野さん、阪本さん、平田さん、松崎さんがそれぞれ歌を披露。
多少荒削りながら誠実に歌う篠谷さん、林野さんはナチュラルな歌声。
対する松崎さんは、ちょっと大人の落ち着きを感じさせるラブソングでした。
阪本さんが歌い終わったときには、思わずキャストの間から「この愛、ピュアだよね〜」とため息が。
後半は先日の製作発表会でもお披露目した『F・G・K・S』を参加者全員で。
舞台上も客席も自然にテンションが上がるこのナンバー。
あらためて稽古場で耳にすると、パート別に重なったハーモニーが力強く響き、
丁寧に歌われているのがわかります。勢いに任せ過ぎず、それでもエンディングに向かって気持ちが高揚するとそれぞれが手を振り上げてジャンプをしたり、手拍子を入れたり、思いをマックスにしながら笑顔で熱唱。稽古の最後までいたメンバーで記念写真。

レッスン後、アクロバットに夢中だったのが篠谷さん、阪本さん、川本さんの3人。
お互いに技を見せ合ってライバル心を燃やす一面も。

   

こちらはワークショップ開始前のひとコマ。ロビーで早めに集合した渡辺さん、豊田さん、高橋さん、
小笠原さん、牧田さん、平田さんを発見。…と、あわてて建物を飛び出した平田さん。
「我慢しようとおもったけど無理でした」と、あまりの空腹にコンビニでカップ麺をお買い上げ。
急いで戻って空腹を満たしていました。
その横でテニミュの記事が載った雑誌を真剣に立ち読みしているのは豊田さん。
自分が取材のときはどんな話しをすればいいのか、しっかり研究中。

稽古場では先ほどの青学(せいがく)陣に浜尾さんと齋藤さんも加わって自主アップ開始。
なぜかそこで牧田さんと平田さんの身長が全く同じだったことで突然盛り上がります。
見ていた松崎さんも「本当にぴったり一緒だ」と関心。
夕輝さん、八神さん、小野さんも並んでストレッチ中。
こちらは八神さんの稽古着パンツに金ボタン&金ラインが入っているのを見て、「やっぱり王子だよね」と納得。
新キャストのみんなは気づいたでしょうか?

柔軟のあとは、混合チームによる即興劇。
中央で偉い人オーラを出しているのは海の家のオーナーを演じる古川さん。
その他海釣り、グラビア撮影、正義のヒーローなどなど、短時間にさまざまなシチュエーションで芝居を創ります。
ストップモーションではかなり芸術的なポーズも。どれが誰かわかりますか?(左から兼崎さん、八神さん、夕輝さんです。)

 

ボイスレッスン・ワークショップ・顔合わせ

<<稽古場2>>

数日後。稽古場ロビーでは「マッキー&裕一郎会議」の真っ最中。
実は先輩からテニミュ恒例・バースデーサプライズのリーダーに任命された2人。
渡辺さんと小笠原さんをターゲットに、初めてのサプライズネタを思案中。
しかも11月6&9日の2回連続とあって、余計に頭を悩ませているよう。
副部長の豊田さんにも声をかけ、さらにこのあとサプライズの先輩・柳下さんも巻き込んでの一大会議となりました。
結果、最初はドラマ仕立てで行くことに決定!!
まずは渡辺さん編の段取りを、牧田さんが小笠原さんと阪本さんにこっそり伝えます。
2人が席をはずすと、今度は中河内さんを呼んで小笠原さん編の打ち合わせ開始。
マッキー&裕一郎の初仕事やいかに。
 
ちなみに渡辺さん編は——
 
柳下「やっぱり4代目はまだぬるいんじゃない?」
牧田「なんでそんなことトモに言われなきゃいけないんだよっ!!」が、作戦実行の合図。
2人が稽古場で言い合いを続けていると、
「もういいよ!」と(実はケーキを取りに)部屋を飛び出す豊田さん…と、
ここまでは計画通りでしたが、渡辺さんが思わず豊田さんを追って出ていくという展開に、
部屋の外でケーキを準備していたスタッフが大慌て(笑)。
室内ではサプライズ初心者のキャストの間に軽く動揺が…! 
スタッフがさりげなく助け舟を出して渡辺さんを室内に再誘導。
迎えるキャストもハプニングなどなかったかのように緊迫した空気を持続させます。
部屋に戻った渡辺さん。
部長として「そんなこと言わず、みんなで頑張っていこうよ」と柳下さんに冷静に話しかけます。
周囲で流れを見守りながらも芝居を続けるキャスト全員。
そして…。
柳下「(かなり怒りながら)だからぁ、俺が一番言いたいのは…
(満面の笑顔で)大(だい)ちゃん、お誕生日おめでとう!」
思ってもいなかったこの展開に、思わずその場に倒れ込む渡辺さん。
豊田さんが運んで来たケーキを囲んでの記念撮影では、心からほっとした表情が刻まれました。
小笠原さん編は——
 
数日前の余韻でもしかしたらドッキリサプライズは察知されてしまうのでは…と考え、みんなで相談し、以前にテニミュの現場で成功した作戦を参考に、あえて普通にお祝いするパターンを選択。
室内でストレッチ中の小笠原さんをみんなで囲み、和やかに『ハッピーバースデー』を合唱。
そこにケーキがやってくるという流れです。
が、そこはテニミュのサプライズ。
ケーキを運んでいた阪本さんが手を滑らせて箱をひっくり返すという荒技で勝負!
せっかくのケーキをダメにして「ごめん…」と落ち込む阪本さん。
「大丈夫だよ」とやさしく気遣う小笠原さん。周りも口々に「気にすんなよ!」と、声をかけます。
そこに今度は本物のケーキを持った中河内さんが登場。
「オガ、お誕生日おめでとう!」で、ハッピーエンド。
阪本さんが落ち込まずに済んだと、小笠原さんも大人な笑顔でひと安心。
実はこのとき、重さを出すためにケーキの箱にガムテープを入れていたという阪本さん。
牧田さんが「ショーゴ、大役お疲れさま、ありがとう!!」と声をかけると、「まだまだだね(自分)。もっとリアルにできたのになぁ。」と阪本さん。
すかさず、牧田さんが「そんなことねぇよ。」と、なんとも微笑ましい2人の会話が。
連続サプライズはこうしてどちらも大成功!
あらためてサプライズの成功をよろこびあいました。
この楽しそうな表情が、すべてを物語っていますね。
 
日々の稽古で準備の時間も限られる中、仲間の誕生日に特別なサプライズを贈りたいという想いが、さらにみんなの団結力を深めていきます。
 
 

ボイスレッスン・ワークショップ・顔合わせ

<<顔合わせ>>

 
現在、本稽古真っ最中のテニミュ。
先日、キャストはもちろん、舞台を創るスタッフが勢揃いの顔合わせをしました。
そこでの出席者のコメントをどうぞ。(お仕事などでの欠席者を除く)
     
<青学(せいがく)>

阪本 「初舞台、不安もあるけど一生懸命頑張ります」
渡辺 「すごくいいメンバーにめぐり会えた。最高の舞台にしましょう」
豊田 「すべて新しいことばかり。より努力して大石に近づきたい」
古川 「日々団結力を強めて、最高の形で本番を迎えたい」
浜尾 「初仕事で初舞台。悔いを残さないよう、精一杯やります」
高橋 「初舞台、協力しあって頑張ります」
小笠原「熱く行きたいと思います!」
牧田 「役そのままに、ハイテンションで頑張りたい」
柳下 「今まで通り一生懸命に。平田くんとも協力していきたい」
平田 「トモくん始め、みんなからいろいろ学んでいこうと思います」

 
<比嘉>

Luke.C「新しい3人を迎え、さらに力を合わせていきましょう」
齋藤 「ひとつひとつの舞台をしっかりつとめていきたい」
篠谷 「みんなに負けない気持ちで頑張ります」
林野 「全員揃ったうれしさを、青学(せいがく)に思い切りぶつけます!」
松崎 「気持ちは誰よりも若く(笑)。頑張ります!」

 
<立海>

兼崎 「feat.でサポートしつつも、踏み越えるくらいの気持ちで臨みます」
小野 「カンパニー全員で協力し合って頑張ります」
中河内「立海は今回1人少ないんですがその分も僕らが頑張って、みんなで最高のテニミュにしましょう」
夕輝 「最高の舞台にしましょう。ファイヤーッ!(絶叫)」

 
<六角>

伊礼 「1人の役者としてはもちろん、1人の男として全力で臨んでいけたら」

 
<1年トリオ>

原  「全国大会最初の舞台に立てて嬉しい。いい冬にしたいです」
川本 「トリオのチームワークをパワーアップさせます!」
江口 「テニミュ3回目の出演。より一層頑張っていきたいです」
 
 ©許斐 剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐 剛/集英社・マーベラスエンターテイメント・ネルケプランニング
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