ルミナスアーク3アイズの発売から2ヶ月
ルミナスアークの発売から3年
瞬間のような、5年近くの時が過ぎました。
ルミナスアークシリーズ」は開発の中心となるスタッフは変わらずに、シリーズを重ねることができました。
ソフトとしての顔立ちや、やりたいことなどが少しづつ明瞭になってきたように思います。
ソフトもまた、子供が大人になるように、その過程で自分の顔を持つのかもしれません。
開発中は、どんなに苦しくても、終わるとまた次を始めたくなるものです。
ぶつかり合いながらも、スタッフのみんながついてきてくれたおかげで、ここまで来れたのだと思います。
苦しさを乗り越える気持ちは、プレイしていただいたみなさんの声が支えてくれています。
叱咤激励であれ、応援であれ、全てが血肉となります。
“ありがとうございます”
感謝の気持ちで一杯です。
ゲームは目で見ながらプレイするものです。
そして、その体験が、楽しいものならば、目を閉じたときに、思い出として画面が浮かぶ…
そんなソフトになってくれたらと思い開発してきました。
開発だけでなく、宣伝もソフトの一部、との思いから1作目から3作目まで、
HPやラジオドラマ、予約特典と、様々に楽しんでもらいたく、アイデアを重ねてきました。
ラジオの名称や予約特典の名称など、宣伝スタッフ一同、こだわりをもち、ぶつかり、ときにフィーリングで決めてきました。
楽しい気持ちがソフトを生むと思うからです。
人は生まれただけでは人にあらず、人になっていく生き物だと思います。
そして、人を定義するものが物語であり幾万の物語が存在する理由とは、
人の可能性、定義を拡げていくこと、そのものだと思います。
ゲームをプレイすることは、それ自体が各人にとっての物語だと思います。
ルミナスアークとは、制作スタッフの希望とともに生まれた物語です。
そして、プレイしてくれる人とともに生まれた物語です。
この小さな光が新たな物語を生み出していければ幸いです。
この後、この小さな光が、どんな輝きとなるのか、自分でもワクワクします。
もうすぐ春。
桜の季節です。
さよならの季節であり、新しい物語の生まれる季節です。
更に力たくわえ、頑張りたいと思います。
またの再会をお楽しみに!
今後ともルミナスアークシリーズをよろしくお願いします。