KORG DS-10 DS-10講座

3.ベースラインの音色を変化させてみる

ベースライン(SYN2)の鳴り方をカオス・パッドで変化させてみましょう。 音色に連続的な変化を与えると、フレーズには独特のふくよかさが生まれます。これは、曲に前進力を作り出すのにとても有効なテクニックで、ソングが次のパターンへと展開する雰囲気を効果的に演出することができます。

カオス・パッドの仕組み

カオス・パッドには1〜3のモードがあり、 KAOSSパッド[1]では、縦軸(Y):GATE(音の長さ)、横軸(X):NOTE(音程)が設定されています。KAOSSパッド[2]では、縦軸(Y):VOLUME(音の大きさ)が設定されており、録音したデータは、シーケンサーの[VOLUME]画面と[PAN]に記録されています。KAOSSパッド[3]のパラメータは好みにセットすることができます。

カオス・パッド画面
KAOSSパッド[1]
カオス・パッド画面
KAOSSパッド[2]
カオス・パッド画面
KAOSSパッド[3]
カオス・パッド画面
KAOSSパッド パラメータ

SYN2のベースラインをカオス・パッドで変化させる

SYN2 KAOSS

SYN2 KAOSS画面

SYN2 KOASSのモード3画面を使用して、SYN2のベースラインを再生しながら、リアルタイムで変化を与えてみます。気に入ったフレーズができたら録音してみましょう。


SYN2 KOASSのモード3画面のデフォルト値(X軸:CUTOFF、Y軸:PEAK)を使って、ベースラインに変化をつけてみました。 SYN2 KOASSのモード3画面で録音したパラメータは、それぞれSYN2 SEQのKAOSS X、KAOSS Y画面に記録されるので、いったん録音した後、微調整なども可能です。

SYN2 SEQ

SYN1 EDIT KAOSS X画面
KAOSS X
SYN1 EDIT画面 KAOSS Y
KAOSS Y

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