KORG DS-10 DS-10講座

2.パートを減らして、バリエーションをつくる

まずは、もっとも簡単なアレンジとして、できあがったパターンのパートを減らすという方法を紹介しましょう。 パートを減らすには、トラックを削除すればOKです。ドラム・マシーンの各トラックを削除したバリエーションをつくるだけで、簡単にイメージの異なるパターンを作成することができます。

トラックの基本的な削除方法

[CLR]ボタンとマス目

[CLR]ボタンとマス目

トラックを削除する方法は二つあります。一つは各トラックのシーケンサー画面(SYN1〜2 SEQ、DRUMS SEQ)で、白いマス目にタッチする方法。もう一つが画面右上の[CLR]ボタンにタッチする方法です。トラックを丸ごと削除したい場合は[CLR]ボタンを使用しますが、注意が必要なのはドラム・シーケンサーで、[CLR]ボタンをタッチすると4つのトラックすべてが削除されてしまいます。一部のドラムトラックだけ削除する場合は、削除したいマス目をタッチして、個別に削除しましょう。

メインメロディを削除

SYN1 SEQ

SYN1 SEQ画面

SYN1シーケンサー画面で[CLR]ボタンにタッチしてSYN1を丸ごと削除します。 ソングのイントロ的な役割で使用するには最適です。

バスドラだけを残す

DRUMS EDIT

DRUMS SEQ画面

バスドラ(トラック1)のみを残して、ほかのトラックはすべて削除します。 ソングの中で、合間として使うようなアレンジです。

バスドラとタムを消す

DRUMS EDIT

DRUMS SEQ画面

バスドラ(トラック1)とタム(トラック2)を削除して、ハイハットを強調します。 軽快なイメージとなり、ソングの中でメインメロディに入る前の導入パターンなどで使うようなアレンジです。

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