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「こんな質問が来ました」

火曜日担当:制作プロデュサー御影です。

3月最終日になりました、4月はWEBイベントとTVCM発表があると思いますので乞うご期待下さい。他にもイベント情報なんかもあるかも!

さて先週御影宛にメールでこんな質問が来ました。
3つほど紹介を

1つ目
Q「公式に載っているプレイ動画でロードが物凄く早いのですがあんなに早いのですか?」

A「はい、あれぐらい実際早いです。特にバトルの前後処理は早いですね。
あとMAPの切り替えは次のMAPの大きさで読み込みが変わりますがこれもかなり頑張っていると思います。
ROMの傷の状態やWii本体で個人差が有ると思いますが実際他の商品と比べても読み込みは早いと思います。」

2つ目
Q「プレイ動画の雑魚戦闘がサクサク進んでいるのですが難易度はどうでしょうか?」

A「そうですね、これも個人差が有ると思うのですが御影個人のプレイだと雑魚はそれほど苦戦しなかったと記憶しています、そのかわり・・・ボスが強かったです。
雑魚でも連戦すると色々とゲージが溜まりますし(逆に使うと減りますし)アイテムの所持量でもボス戦闘は難易度が変わりますので楽すぎたということもないと思います。
難しすぎてクリアできない難易度でもないです。 まぁメリハリを持とうということでボスはそれなりの硬さとAI(人工知能)にしてますからいやらしい敵が多いんですよねェ・・・。」

3つ目
Q「御影良衛て本名なんですか?」

A「はい、本名です!自分でも変わった名前だなと思うのですが営業には役に立つんですよ、覚えて貰い易いから(笑)。ちなみに、(みかげ りょうえい)と読みます!」

さぁあと2ヶ月ちょっとで発売です!皆様応援お願いします!

ARFプロモ通信 vol.15

こんにちは!
宣伝担当の中村です。

先週の更新で公開された新PVはもうご覧になりましたか?「まだ見てない!」という方は、いますぐ「Gallery」のページからどうぞ!

そして見逃せない情報をひとつ。
4/27発売の「電撃マ王」から、実弥島巧氏書き下ろしによる『アークライズ ファンタジア』連載小説企画がスタートすることが決定!

その予告ということで、3/27発売「電撃マ王」にて
『アークライズ ファンタジア』の記事が掲載されているのですが、こちらは6ページの大ボリューム。その記事の中で、書き下ろし小説はゲーム本編の前日譚として、ラルクとニコルが出会ったときのエピソードを中心に描かれることも判明しています。

ニコルニコッ

また、今週金曜の更新ではいくつか大きめのトピックをお届けできる予定です。
こちらもお楽しみに~!

「打ち上げです」

昨日は、明け方に帰宅しましたが、あまりの寒さにビックリしました。
テレビをつけたら、東京の一部では雪が降ったみたいです。
金曜日担当のプロデューサーの水谷です。

先週、アークライズ ファンタジアの中締めの打ち上げがありました。
打ち上げ
写真は御影制作プロデューサーから提供してもらいました。
みてのとおり、居酒屋でございます(笑)

足掛け3年、このお酒をのむために頑張ってきているようなところもあります。
もう次は無理、と思いつつ、また山登りをはじめてしまう素敵な仲間達です。
男の多い集団なので、華が少ないのはお許し下さい。

こんな場所から、次の作品が生まれてきたりします。
そんな、終りと始まりの、瞬間の写真でございました。

もっと美味しいお酒は、発売日に飲みたいな、と思います。

今日はHPの更新で、新しいPVがUPされています。結構いいです、是非観てくださいね。

第三現場:企画スタッフが語る「音声収録」の現場

公式ホームページ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
企画の太田です。

今回は、音声収録について書かせていただきます。

収録中はいつも、プロの仕事を目の当たりにしました。演者さんは、シーンごとにキャラ同士の掛け合いを瞬間的にとらえながら、長くて4時間もの間(もちろん休憩は入ります)、ブースの中で演技を続けられるわけです。驚かされました。

収録中の思い出はとてもここには書ききれません。
ですが、あえてお名前をあげさせていただけるなら、おひとりだけ。
とある国の軍司令を演じてくださった大木民夫さんには、心底やられてしまいました。
仕事柄、プロの耳を持っている録音エンジニアさんも、「すごかった。いい経験をさせてもらいました」と嬉しそうにおっしゃっていたのが印象的です。

美しいばかりか、優しさも、厳しさも、面白さも含まれている、筆舌に尽くしがたい声。
あの時間、あの場所にいた全員が、ほれていた、と断言できます。

声優の皆さんによって、キャラクターたちに魂が宿る……
そんな瞬間に立ち会うことができて幸せでした。
アークライズファンタジアのキャラクターを演じてくださった、すべての皆さんに感謝を申しあげます。ありがとうございました。

最後に、これからゲームの世界に触れられる皆さんには、こうお伝えして、失礼させていただきたいと思います。

ぐっ……っときますよー、お楽しみに!

連携レート3:声優さんと連携・WEBラジオを語ってみる?

水曜担当・アシスタントプロデューサーの矢野です。
今回は急遽予定を変更して、「声優さんと連携」で行くことにしました。

先週、公式HPで告知した「WEBラジオ・アゲール団員募集」に、多くの方からのご応募をいただいております。
声優さんへの質問はもちろん、「発売が楽しみ」などのメッセージも励みになっています。ありがとうございます!
近日、収録を行ってきます。はたして、誰のネタが採用されるか…収録風景なども、ブログやHPで公開していく予定ですのでお楽しみに!
WEBラジオでは、ゲストをお招きすることも予定してますので、決定次第ブログで報告します。
引き続き、メッセージもお待ちしております!!

当タイトルでは、多くの声優さんに参加してもらい、キャラクターに命を吹き込んでいただきました。
公式HPのトップページでは、一部のボイスを日替わりでお楽しみいただけるギミックがあります。
一度使ったボイスは、別の日には現れませんので、毎日チェックしてみてくださいね!

ゲーム内のボイスの収録風景などは、企画の太田さんが触れてくれると思いますので、明日のブログ更新をお楽しみに。

早いですねぇ

火曜日担当
制作プロデューサーの御影です。

早いですねぇ、もう3回目です。
1週に1回廻ってくるとしてあと72日だから1ヶ月4週として18回、差分の日数があるので19回くらいかな?正確に計算してないのであれですが・・・。

いやぁ毎日更新と言い出したのは水谷プロデューサーと自分なんですがネタに困りますよね(笑)

先週アークライズの打ち上げを行なったのですがデジカメからデータを吸い出すUSBを忘れたので金曜日の水谷Pにデータ渡すように努力します!家に有ると思うんだけどなぁ・・。

丁度今プロモーションムービー戦闘編を今週を目処に制作中みたいですので週末or来週末にはPV3弾を皆様に提供できると思います。

ほんの少しだけネタバレに繋がるカットもあるのであとは皆様の想像に任せます。

引き続きアークライズの応援お願いします!

Arcrise Archives(1)「水谷×御影 対談」ノーカット版(前編)

このブログでは初めまして! このカテゴリを担当することになりました、マーベラスエンターテイメント・プロモーションチームの高島です。

宣伝担当・中村とともに『アークライズ ファンタジア』の広報宣伝プロジェクトにどっぷり何枚もかんでます。どうぞお見知り置きを!

さて、今日からこのブログの場を借りて始まる「Arcrise Archives(アークライズ・アーカイブズ)」は、このゲームに携わるスタッフたちが想いを込めた言葉で綴るアーカイブです。

第1回の今回は、公式サイトで公開中の「制作スタッフの情熱・マーベラスエンターテイメント水谷プロデューサー×イメージエポック御影制作プロデューサー対談」より、スペースの関係でカットした内容を加え再編集した、アーカイブ限定ノーカットバージョンをお届けします。

収録時のナマ感を意識して編集した結果、前後編の長編となりました。どうぞ最後までじっくりお読みください。


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1)目指すのは任天堂ハードのフラグシップ


―― まずは、お2人の出会いをお聞きしたいんですが。

御影 もともとは共通の知人の紹介です。マーベラスに水谷さんっていう人がいて、怖い人だけどたぶん気が合うよって言われて、じゃあ会ってみようかと。
その頃はイメージエポックを立ち上げて1年ちょっとくらいで、複数社からRPGのグラフィックの仕事を受注して会社を運営していました。

―― 水谷さんから見て、御影さんはどんな印象でしたか?

水谷 一見優しそうだけど、言葉にする時、力を込める人だなぁ、根性もありそうだなと思ったのが最初の印象でしたね。きっと言ってる事の半分は本当じゃないんだろうなぁ、と思いましたけど。何事も言葉にしてから達成していくタイプですね。

御影 ひどいなぁ(笑)。でもそれは自覚しています。自分は基本ビックマウスですから。ただし僕の事を良く知っている人は知ってますが「達成できる!」と確信した事しか言いません。自分の中で計算して成功確率が低いと判断すると発言しないんです。
ときどき付き合いがまだ浅い方から、御影さんならそこは一気に行くんじゃないの? と言われる事がありますけど、相当計算してから動くタイプなんです、これでも(笑)。

水谷 そうですね。こう言うと失礼かもしれないんですけど、自分に似てて浮いてるなぁ(笑)、と。でも野心を持った若者が少ない昨今で、きっと有言実行の努力をする人なんだろうなぁって、すごく感じました。

御影 僕はとにかくチャンスがほしかったので、それを得るために人生をかけてましたね。でも3年以上前のことはじつはよく覚えてないんです。『ルミナスアーク』立ち上げも、ゲームは作れるけど企画書の書き方は知らなかったし、通せるほどのスキルもなかったはずで。だから何で作れたのか、今思うと不思議な作品なんです。

水谷 『ルミナス』は最初ペラで3~4枚の企画から始まって、実際そこからまったく変わってはいるんだけど、マーケットデータ的にS-RPGというジャンルと、ターゲット、プラットフォームがマッチングしているという信念の元に立ち上げたタイトルでした。

―― S-RPGとしてはオーソドックスな作りの作品でしたね。

御影 変化球で行くつもりは全然なくて、「王道のS-RPGを」という信念がありました。ただ、当時のイメージエポックというか、僕が力足らずで、まだまだ未完成な会社と作品だったんです。
これはよく覚えているんですけど、ゲームが完成した後に水谷プロデューサーが叱りに来たんですね。叱られて、それでこの人は怒るべきとき怒れる人なんだと。当時できてないことが確かにいっぱいあって、それがものすごく、くやしくて。
でもその経験というか失敗があったからこそ、『ルミナス2』がまずは平均的に満足いくものに仕上げられたとは思っています。

水谷 そういう意味では、最近は失敗できる環境がないし、失敗するほどのハッタリを掛けてくる人もそうそういないんですね。ある種無謀なチャレンジだったかもしれない。
そう考えて振り返るとこの『アークライズ ファンタジア(以下ARF)』も、よくこれほどのプロジェクトが立ち上がったな、と。当時自分で自分に対してハッタリを掛けてた気がします。

御影 そうですね。それはその通りだと思います。

水谷 だからそのハッタリを真実にするために、いろんなことを考えたり、いろんな人と会って、いろんなことをやってきました。

―― 『ARF』の企画はどんな風に立ち上がったんですか?

御影 企画当初はまず、各社動向を調べ尽くしました。その結果、自分達よりも早く「WiiでオリジナルでストレートなRPGを立ち上げようと思っている人間は絶対いない」っていう確信を得たんです。つまり、WiiならRPGのフラグシップを狙える。その直感を信じていけば、『ルミナス』のときと同じような成功につながるイメージが浮かんだんです。

水谷 本当に自然に、新しいRPGだからWiiしかないよねって、天啓のような機運を感じました。それに主観かもしれないんですけど、今残っているRPGの起源を見ると、全部任天堂ハード発のシリーズなんですよね。

御影 それって僕の中では、任天堂ハードのユーザー=「任天堂ゲームのファン」だからなんです。目の肥えた任天堂ゲームファンに認めてもらったゲームだから、すごく末永いんです。任天堂ゲームファンに認めてらえる一本に、『ARF』はなりたいんです。


2)21世紀にふさわしいキャラクターの刷新を!


―― ハードが決まったところで、あとは順調に…?

水谷 まだまだ。最初はキャラクターでかなり迷走しました。

御影 水谷さんはキャラのこだわりが僕より何倍もあるんですね。

水谷 自分はキャラが好きで、考えることが楽しいし、キャラが最大限に活躍できる場がRPGだと思っているので、同時に本当につらい(笑)。キャラの数だけ、つらい思い出があります。

御影 僕も声を大にして言いたいんですけどすっごく大変でした(笑)。

水谷 でもそのかいあって、キャラの感性としては間違いなくいちばん新しい自信があります。キャラの立ち振る舞いや考え方、繰り広げられる物語、そこから受ける感覚的なもの。メインキャラクターデザイン原案に『エウレカセブン』の吉田健一さんを起用したのもそういう意図があります。
本来日本は、古来から歌舞伎、浮世絵に代表されるキャラの国。江戸時代に庶民がカラー刷りの役者絵をもっていた国なんて他にないですよ。そういう意味で世界でいちばんキャラを生み出してきた国なんです。いまもマンガ、アニメ、ゲームは世界の最先端を行っていると思ってるんですけど、この3者の中では、変革の波が押し寄せるのはゲームがいちばん最後なんです。
そして今、21世紀に入って、「キャラクター」の概念がだいぶ刷新されてマンガ、アニメでは爆発的に進化しているにもかかわらず、ゲームがそれにいちばん追いついていない

御影 そこはまったく同感です。自分も良く言いますがゲーム業界のキャラクター提案は現代の同人作品のそれに比べても著しく古いと思っています。
企画当初に水谷さんと「泣けるRPGを作りましょう」を合い言葉に、大の大人がアニメについて何百時間も議論したんですけど、その結果、今回ゲームとしてリスペクトしたのは『機動戦士ガンダムSEED』と『コードギアス』なんです。この2作品が好きな人が楽しめるように努力していますし、今公開されているキャラにも、もし一人でも気になるキャラがいたら、絶対ハマります。

水谷 今の高校生の感覚を意識して、かなり注意深くチューニングを行っています。この『ARF』に今の日本のキャラの本質が出ていると言っても、過言ではないと思ってます。

御影 キャラ系RPGってシンプルに言って、いかに活きのいいキャラを提供し、それをじゃましないシステムがあるかが大事だと思ってるんですけど、『ARF』が最後に引き締まったのは、水谷さんの最後の詰めのおかげだと思いますし、まさに今回評価してほしいのはその部分なんです。

―― 御影さんは他のインタビューでも「思いのほか良くできた」とコメントされてますけど、具体的にはどういうことなんですか?

御影 プレイしてイライラするところがない点ですね。サクサク進めるテンポとスピード感をいちばん大事にしていたので。RPGってどうしても調整期間で決まる部分があるんですが、今回はそこに十分な時間をもらったので、本当に良かった。当初の想定よりも、1.5倍くらいはクオリティが上がったと思ってます。

水谷 僕から見ても、もともと目標としていた水準は軽く超えていますね。御影さんの言うテンポもそうだけど、ドラマ展開のバランスがすごく良いのでプレイしていて感情移入がしやすいんですよね。

御影 先日、デバッグのスタッフ全員に正直な感想を聞いたんですよ。だいたいの意見としては、面白さという意味で既存の大作RPGシリーズとくらべて遜色ない。ただ正直に言えば、プレイ時間がストレートに遊んで約30~40時間なので、ボリュームという意味では60時間以上遊べる作品には負ける。
でもこれって、今のコンシューマのRPGの勢力図で言えば、『ドラクエ』『FF』の2強に次ぐ3番手を各社の看板RPGが競い合っている状態なわけじゃないですか。だから、3番手に次ぐ作品に届いたかどうかはユーザーのみなさんの判断にお任せするけど、それに限りなく近いものがここにある、っていうことなんです。

水谷 自分もまず4番手に食い込む、というのが自分の中の目標にあったんですが、そこにいけたかどうかはみなさんの御意見をぜひ聞きたい部分です。ただ、自分としては、ある意味ではそれを超える手応えは感じています。

御影 これは作った本人だから言ってるわけではなく、僕はここ10年くらいに出たRPGをほとんど遊んでクリアしてきた人間なので、その確信を持って『ARF』はおもしろい、と思っています。キャラ系RPGが好きな人の期待は裏切らないと信じていますし、意見をバンバン欲しいと思っています。

(後編に続く)

ARFプロモ通信 vol.14

こんにちは!
宣伝担当の中村です。

さて、先週のブログにも書かれていたので皆さん気づいていますよね…?
公式サイトTOPページの上の方に、見慣れないオレンジ色のバナーが出現したことに。

そうです!

「アデールのパーティメンバーになってアゲール団員」絶賛募集中!
近日公開予定の公式WEBラジオ「アークライズ Lady Radio Hour」へのお便りを募集開始しました!

そして、WEBラジオつながりでもうひとつご報告。
先週、『アークライズ ファンタジア』の開発完了を祝して打ち上げが行われたのですが、ラジオのパーソナリティを務めていただく牧野由依さんもいらっしゃってました!打ち上げの様子を牧野由依さんオフィシャルブログにご紹介いただいたので、要チェック。

牧野由依さんオフィシャルブログはこちら

【雑誌掲載情報】
・3/21発売「Vジャンプ」 2P
・3/21発売「電撃DS&Wii」 2P

~いろいろ打ち合わせ中~
打合せ

「WEBラジオ始まります」

連休ですねぇ、桜が楽しみな季節になってきました。金曜日担当のプロデューサーの水谷です。
今はプロモーションでいろいろな締め切りにおわれています。
そんな中で、最近一番嬉しかったのは。アマゾンランキングが8位になったことです、みなさんから元気玉をもらいました。ありがとうございます。

さて、4月からWEBラジオが牧野由依さん、加藤英美里さんをパーソナリティに始まります。
ゲストの方とか、内容とか、ただ今絶賛交渉中です、なにが出るのかお楽しみに。
みなさんの応援お便り募集中ですので、こちらもよろしくお願いします
4月からまた一段とHPのコンテンツのパワーUP含め、他にもいろいろ始まりますので、御注目を。

第二現場:企画スタッフが語る「ワールドマップ」の裏側

「こちら現場です」第二回目は、企画チームの太田君の登場です。
彼はワールドマップとサブシナリオやNPCの会話を主に担当しつつ、京都出身のはんなりとした口調と人柄で、外部との仕事の窓口を一手に引き受けてくれるなど、八面六臂の大活躍をしてくれました。

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公式ホームページ・ブログをご覧いただきありがとうございます。
企画の太田です。

今回は、自分がプロジェクトに参加した際にはまだ、モニタに文字列が並んでいるだけだった、「ワールドマップ」について書こうと思います。

元々、アークライズファンタジアのワールドマップは、カメラ固定で作られる予定でした(画面の上が常に北で固定、というやつです)。

それが、十字ボタンやLRボタンで、360度ぐるりと世界を見渡せるような作りになったのは、勉強家なプログラマさんの「できます」というこだわりがきっかけだったように思います。

それが、ディレクターたちの「できるんだったら、やってもいいよ」という言葉に変わり、遅れてチームに参加した腕のいいデザイナさんによって文字通り『世界』が作られて、形になっていきました。

デザイナさんがびっしりと濃い緑やら極彩色の花やらを植えてくれたジャングルに、派手な姿のモンスターがわらわらと現れたときには、「おおー」と嬉しい驚きの声をあげてしまったことを覚えています。

もちろん、カメラはぐるぐると回転していました。

しばらく前までは、黒画面に文字が並んでいるだけだったのに……

時間が経つのはいつも早くて、いつも足りなくなって、それでも、たくさんのものがこつこつと積みあげられて完成したアークライズファンタジアの世界です。

最初は迷ってしまうかも知れませんが、ぜひぜひ隅々までお楽しみください。

あてどなくさまよっているうちに……崖をちらっと見ただけで、自分が世界のどこにいるのかわかるようになってしまいますよ、きっと!
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太田君、ありがとうございました。
次回は引き続き太田君に、音声収録の裏側について語ってもらいます。

連携レート2:開発と連携・ARFのシステムを語ってみる?

水曜担当・アシスタントプロデューサーの矢野です。
今回は「システムを語ってみる」です。
RPGをプレイするのに一番イライラすることって何でしょう?

僕らの結論は満場一致で「ロード(待ち)時間の長さ」でした。

ワールド・ダンジョン・バトル・イベントなど、切り替えが他ジャンルと較べて多いので、「ロードが遅いと死活問題だ!!」と。
最近ではシームレスのタイトルも増えてきてますし、可能な限りロードの体感時間を軽減することを目標に進めてきました。
その実現のために、犠牲にした部分はあります。どこぞやのポリゴン数やらライティングやら。
だけど、今回の僕らのコンセプトは「プレイを邪魔しない」なので、そこの「綺麗さ」よりも「快適さ」を求めました。
特にシステム名も無いし、目立ちもしませんが、30時間以上お付き合いいただくゲームなので、開発スタッフの奮闘の結果は、是非実際のプレイで確かめていただければと思います。

クリアした時に「そういえば、ほとんどロードを待たされなかったな」と感じてもらえたら合格点、ロードを完全に忘れ去られてたら満点ですね。


さて、次回は「連携レート3:開発と連携・ARFのシステムを語ってみる?」でお会いしましょう。

皆様に感謝です

火曜日担当の制作プロデューサーの御影(2回目)です。

最近はマーベラスエンターテイメントのプロモーションチームの高島さん・中村さんと月に最低2~3回はホームページの追加更新をすべくプロモーションの方法を話し合っています。

アマゾンでも受注が開始されましてWiiのRPGでは1位・全体で最高順位9位まで上がっていました。

予約して頂きました皆様に感謝です。

4月から本格的な受注開始だと思っていますのでまさにこれからです。
想像以上に動いて頂けている事を実感しつつこれからもっと頑張るぞ!と奮起しております。

テレビCMを初めWEBのプロモーションも4月2週目くらいからが本格稼動ですのでより多くの皆様に知って頂く事を祈りつつ。

そういえば最近女性向けRPGが作りたいんだけど、とマーベラスのプロデューサーに話しました。さて実現はなるのか?(笑)

それではまた来週よろしくお願いします!

ARFプロモ通信 vol.13

こんにちは!
宣伝担当の中村です。

【雑誌情報】
・3/13発売 「週刊ファミ通」 広告4P+記事4P

発売日決定&予約特典公開記念として、大ボリュームでの掲載となりました。
新キャラ情報や新ログレス情報などが載りましたが、お楽しみいただけましたか?ちなみに私の好きなログレスは“ギルダブ”です。あの黒くて強そうな感じが・・・。

そして予約特典“アート・ライト・シンフォニー”。
豪華3大特典がセットになったものです。
(詳しくは公式HPの「Special」のページを見てください)
“もらってとても嬉しいもの”にするべく鋭意制作中ですのでご期待下さい。

ちなみに3/13発売「週刊ファミ通」に掲載された広告はこちらです。
3/13週刊ファミ通広告1
3/13週刊ファミ通広告2

【今週の雑誌情報】
・3/21発売「Vジャンプ」 2P
・3/21発売「電撃DS&Wii」 2P

次回は“記事制作の現場から”というテーマでレポートをする予定です!それでは!

「ブログ・ゲストに光田康典さん登場です」

1週間はあっという間ですね。本日発売のファミ通さんに最新の記事出てます、レスリーの素敵なゲーム画面が載ってますよ~。金曜日担当・プロデューサーの水谷です。
今日は素敵なゲストの寄稿が届きました。
サウンド・プロデューサー&コンポーザーの光田康典さんです。
「アークライズファンタジア」の世界観を表現した音楽の数々と、臨場感を増すSE(効果音)を作り上げていただきました。
では、光田さんのブログ原稿をお楽しみください。


少し変わった作風になりました。

自分の作曲人生の大半が、ロールプレイングゲーム作品になるわ けですが今回のRPGは今までの自分とは少し変わった作風になり ました。どこがどう違うのか?と言われても説明する事は難しいの ですが・・・。なんとなく優しい感じにまとまっていて、今までと は違った光田サウンドを楽しんでもらえるのではないかと思ってい ます。
また、今回は若手の作曲家が2名ほど参加してくれました。一人 は愛知県在住の原田裕貴君、そしてプロキオン・スタジオの土屋俊 輔。この若い二人の音楽に刺激を受けながら、自分にムチを打ちな がら頑張る事が出来ました。
そして、牧野由依さん、加藤英美里さんには難しいメロディーを嫌 な顔をひとつも見せず頑張って歌ってくれて本当にありがとうござ いました。
水谷プロデューサー、御影制作プロデューサー、金丸ディレクターには相変わらず我が侭言い放題ですみませ んでした(笑)
この作品が多くの方に楽しんでもらえたらと思います。

光田康典

第一現場:プロジェクト開始当時の開発現場

はじめまして、木曜担当・ディレクターの金丸です。

毎週、主に開発内部の話題を中心に書かせて頂くことになりました。
自分以外の開発者にも参加してもらい、あまり表には出ることのない、ゲーム開発の裏話などを語っていきたいと思います。

今日は最初と言うこともあり、自分がこのプロジェクトに参加した頃の思い出などを少し語ってみたいと思います。

自分がこのプロジェクトに参加したのは2006年10月。
当時はまだ、会社が池袋のいわゆる「乙女ロード」付近の雑居ビルを何部屋か借りてゲーム開発を行っていました。

会社に足を踏み入れて最初に思ったことは「うわっ、狭っ!」
次いで「あれ? 俺の席は?」でした。

当時、ちょうど「ルミナスアーク」の開発が山場で、自分の席を用意するどころじゃなかったようです(笑)

この時点では、自分以外にプログラマー兼バトルプランナーの久野、CGディレクションの相内の三人だけでしたが、過去に同じ職場で苦楽を共にしてきた者同士、スムーズに作業を進めることができました。

三人とも実践型の人間なので「とりあえず作ってみよう」を合い言葉に、仕様書が完成する前にWii開発機でものが動いているという(笑)
最小構成ならではの小回りのきく開発スタイルでした。

あれから2年以上が経過し、開発人員は社内だけで最大50人を越え、ゲームの規模やクオリティも当時の予想を遙かに超えてしまいましたが、あの最小構成で過ごした時期が、このプロジェクトの原点だと思います。

といったところで、今回は終わらせて頂きます。
それではまた来週。

連携レート1:宣伝担当と連携・「作る」以外のお仕事紹介

TGS(東京ゲームショウ)前に「朝日が眩しい」書き込みをして以来の登場となります、水曜担当・アシスタントプロデューサーの矢野です。

「お仕事も連携でって、どーゆーこと?」
第1回は、そんな疑問にお答えしつつ、ちょっと制作会社の企画制作職の話をする感じで、理屈っぽくいってみようかと思います。

制作会社にとっては、ゲームを「作る」だけではなくて「売る」ことも重要です。そういう訳で、企画制作の人間は、社内では宣伝(以下PR)担当や営業担当はもちろん、外では開発会社さん(『アークライズファンタジア(以下ARF)』ではイメージエポックさん)、デバッグ会社さん、映像制作会社さん、音響制作会社さん、WEB制作会社さん、出版社さんともやり取りをしています。
直接やり取りする場合も、PR担当を通じて間接的にやり取りする場合もあります。
ここまで挙げていくと、「お仕事も連携で」というより、「連携がお仕事で」といった方が良さそうですね。

『ARF』に関しては、デバッグなんかの「ゲームそのものを作る作業」は既に終っていますが、他にもこんな作業があったりします。

・公式HPで展開する内容やWEB限定企画をPR担当と練る
・雑誌、公式HP、PV、CMに出す素材や資料についてPR担当と相談
・パッケージデザインや説明書の内容をアートワーク担当と相談
・予約特典の内容を、プロデューサー、PR担当、営業担当と選定

「…これってほとんどPRじゃね?」 そう思ったアナタ、スルドイ!!
そう、「売る」というのは「PRする」こととほぼ同義と言っても過言ではありません。
1人でも多くの人に手に取ってもらうため、このゲームの存在と面白さをうまく伝えるために、出来るだけのことはやっておきたい…とまあ欲張りなんです、企画制作の人間は。

今回は、PRが頑張ってくれたおかげで、週刊少年ジャンプで取り上げてもらったりもしています。
そんなところも、今までになく「マーベラス×イメージエポックのくせにナマイキ」なゲームではないかと。


さて、次回は「連携レート2:開発会社と連携・ARFのシステムを語ってみる」でお会いしましょう。

『アークライズファンタジア(ARF)』のプレイ時間

火曜日担当の御影(制作プロデューサー)です。

今日のネタは「ARFのプレイ時間」

デバッグ担当以外の人で恐らく一番エンディングまでプレイしたであろう(?)御影のプレイですが。ワールドMAPで迷子になった未完成ROMのプレイは大体クリアまで30時間程度でした。

参考までに
・ワールドMAPの地図表示が搭載されていなかった
・クエスト系は実施されていなかった
・ムービースキップは全部しないできちんとみる
・最終章がバグで進行できなかったので終了
・その他の未発表システムは実装が3割程度なので出来る限りはやる

でこんな感じでした。


ちなみに最後のALL実装バージョンでもクリア時間は36時間程度でした。
・ワールドMAPはほぼ最短コースでGO
・ボスの難易度も全部熟知しているので買い物のミスや全滅は一度も無し
・クエスト系は3分の1程度やったかしら?
・ムービースキップは全部しないできちんとみる。
・4つほど未公開モノがあるのですが、どれもクリアするには時間と労力がかかるのでメインシナリオ+α程度の係わり合い

その中の2つは触り程度で断念しました・・すみません。
デバッグの人が相当大変ぽかったのでやめました。何十人体制でデバッグして大変そうだったので・・・。

ちなみに私事ですが『スターオーシャン4』クリアしました。クリア36時間でした(笑)⇒クエスト殆どやってないです。

※プレイ内容に偏りがあるので余り参考にならないかもしれませんが、あしからず。

皆さんは何時間でクリアできるのでしょうか。発売後の情報が楽しみです。最速クリアタイムなんてのも自社にはあるのでそれより早いクリアがいたら楽しみですね。

ARFプロモ通信 vol.12

こんにちは!
「現在の壁紙はレスリー」宣伝担当の中村です。

月曜は「プロモ通信」と称して、雑誌掲載情報や
プロモーション関連情報をお知らせします。

では、最新トピックをどうぞ~!

・発売日発表
先週、ついに発表されました。もう皆さんご存知かと思いますが念のため。
「2009年6月4日」。
念のためもう一度。
「2009年6月4日」。
この日が『アークライズ ファンタジア』の誕生日になるわけですね。

・「週刊少年ジャンプ」記事掲載
先週号に引き続き、本日(3/9)発売号でも記事1P掲載!

【雑誌情報】
・3/6発売 「週刊ファミ通」 見開き広告
・3/13発売 「週刊ファミ通」 広告+記事掲載!
※新キャラ、新ログレス、新システムなど情報満載でお贈りします。

ちなみに3/6発売「週刊ファミ通」に掲載された広告はこちらです。
3/6広告
それでは明日の更新(担当は誰でしょう?)もお楽しみに!

発売日決定しました

『アークライズ ファンタジア』6月4日発売。
発売日を発表する事がようやく出来ました。最近は花粉にやられぎみのプロデューサーの水谷です。遂に春到来!といった感じです。

新しいハードでRPGに挑戦。初めて集まったスタッフで、足りないことも、問題も沢山ありました。本当の山頂にはいたっていません。でも、自分達は、山を登る意志をもち、歩み出しました。そして、登ることでみえてきたことも沢山ありました。遭難しかかったことも何度もありますが(笑)
まだまだな部分はありつつも、「面白いRPG」をつくることは出来たのではないかと思っています。これから、いろいろな形で、『アークライズ ファンタジア』の魅力を伝えていきたいと思います。

例えばWEB。小さいポッチで気付かれていない方もいるかもしれませんが、キャラクターの声優さんのコメントが順次掲載されてます。今回はリフィア役の牧野由依さんです。
もともと牧野さんの歌われている楽曲がすごく好きで、今回ディーバ役として出演をお願いした経緯があります。ただ、どのヒロインが好き?と聞かれると、自分はアデール派でした。そういえば御影制作Pの趣味は誰だったんでしょうかねぇ、キャラデザ時にはリフィアには御影制作Pの女性の趣味が反映されているとの噂も。それぞれ魅力的な女性キャラなのでお楽しみに。今回のリフィアの一言、自分としてはとてもこのキャラクターの魅力をあらわしていると思っていますので、是非お聞きくださいね。

ここからは、みなさんと作り上げていくゲームの時間です。
ここがスタート地点、そしてゴールは、みなさんに手に渡ったとき。そのときゲームソフトは、プレイヤーの手によって、本当の完成を迎えるんじゃないかと思います。
発売までの間の時間含めて、『アークライズ ファンタジア』を楽しんでもらえるよう、頑張っていきたいと思います。

本日より当ブログは月~金曜日毎日更新になります。開発スタッフを始め、様々なゲストの方も書かれていく予定になっていますので、お見逃しなく!

雑誌掲載情報「週刊少年ジャンプ」

こんにちは、PR中村です。

3/2(月)発売「週刊少年ジャンプ」
記事1Pが掲載されています!是非ご覧下さい。

そして今週金曜日は、ついに発売日の発表です!
もちろん公式サイトもそれに合わせて更新します。
4日後をお楽しみに!!