INTERVIEW 社員インタビュー

プロデューサーとして、プロジェクト全体を見渡す視点を学んでいます

音楽映像/スペシャリスト

プレイヤーからディレクター、プロデューサーへ

音楽大学を卒業してチューバ奏者としてオーケストラに在籍していました。そこではアニメ音楽やゲーム音楽など様々な音楽を演奏してきましたが、身体の不調をきっかけにレコード会社の音楽プロデューサー・音楽制作ディレクターにキャリアを変更しました。
関わってくださった方々のおかげで気持ちの面でもシームレスにジョブチェンジができ、そこで音楽プロデューサー・音楽制作ディレクターとして音楽制作を学びました。

そのレーベルではコアなファン向けのアニメ音楽を制作することが多かったのですが、より多岐にわたる方々に音楽を届けたいという思いがありました。
もっといろんな音楽に触れたい、知りたいという思いと、より多くの方々へ音楽を届けたいという思いを実現できると考え、マーベラスへ応募しました。

人としての礼儀や、組織の一員であることを意識して取り組みたい

入社してすぐに『プリキュア』の音楽担当を任せてもらえたのはうれしかったです。責任とやりがいを感じました。上司がしっかりフォローしてくれる体制だったので安心して取り組めましたし、働きやすかったです。
当時事業部の先輩はみんなすごく年上のベテランばかりで驚きました。今は若いメンバーも増えましたが、当時は一番年下で、先輩たちと10歳以上差があったので若手として面倒を見ていただきました。

1年ごとに作品モチーフが変る『プリキュア』の音楽制作は作家先生方はじめ、エンジニアさんや音楽制作会社さんと手と手を取り合って少しでも『プリキュア』という作品に彩りを添えれる様に日々音楽に向き合っております。
楽曲数も多く、最初は一人で担当していたのでとにかく忙しかったのですが、今はメンバーも増えて徐々に業務をチーム全体で分担できるようになってきました。

プレイヤーのころは現場ごとに目の前の仕事をこなすことが重要で、ある意味自分のことだけを考えていればよかったのですが、音楽プロデューサーの仕事に就いたことで、「何のために今これをやるのか」と全体を俯瞰して考えられるようになりました。

音楽制作だけでなく予算や売上などプロジェクトの全体像を見渡す視点を学ばせてもらっています。
様々な方との関わりながら、大切な作品をお預かりして音楽を作らせていただいているので、売上も大切ですが、人としての礼儀や上場企業の組織の一員であることを意識して取り組むことを一番のテーマとしています。

チームとして機能するために自分に何ができるかを考えたい

最近は若いメンバーも増えてきたので、仕事を教えることで自分が成長するという経験もさせてもらっています。まじめで一生懸命な方たちばかりですし、新しい風が吹くことで外の世界の話が情報として入ってくるが良いですね。

10年後の事業部を考えると、これから自分がもっと成長しなければいけないですし、責任ある立場になって行かなければいけないと思っています。
手綱を締めることは必要だけどこだわりが正解とは限らない、時代に合わせて考え方を変えて行かなければいけないと思います。

自分に何ができるかを考え、この事業部がチームとして機能するような立ち振る舞いや言動をしたいと思っています。
当たり前のことを当たり前に。和があって、みんなで取り組むけど馴れ合わない。そんなチームを作っていきたいです。

 

PROFILE

Hikaru

洗足学園音楽大学卒業。チューバ奏者、某レコード会社を経て2019年に入社。音楽プロデューサー・音楽制作ディレクターとして『プリキュア』シリーズを担当。主題歌・劇伴音楽・キャラクターソングなど年間数多くの楽曲制作を行っている。趣味は野球観戦と車。愛犬の名前はティナ。座右の銘は「いい音でいい音楽を」。

 

 

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