ミステリー1
私が真夜中にトイレに行こうとして部屋を出たときの事です。
三人家族なのですが、もちろんそのときは私以外は部屋で寝ています。
なのに一階のほうで誰かの足音が聞こえるのです。
しばらく聞こえていたのですが、きっと寝ぼけているだけだなと思って気にせずに寝てしまいました。
そのことも忘れた頃に私はまた、夜中にトイレに行きました。
そしたらまたも一階で誰かの歩いてる足音がするのです。
私は気になって今度は一階に行ってみることにしました。好奇心からです。(−−;)
階段を降りても足音はやみません!!
電気もついてないので私はだんだん恐くなってきました。
それでも足音は気になったので一階のドアを開け電気をつけました。
そこにはやっぱり誰もいませんでした。一階の足音は誰のものだったのか今でもわからないし怖いです。
ですが、私はまだその家にいます。
今でも一人でいると聞こえるときがあるのです。
ミステリー2
図書館の書庫での話です。ある一画の電気がついていたので、省エネで電気を消すと、
「あっ」という声がしました。「すみません」と言って電気をつけて、
通り過ぎようとしましたが、人の気配がありません。
「誰かいますか」と聞いても返事はなく、もう一度電気を消しましたが、
誰も何も言いませんでした。ちょっと不思議な出来事でした。
ミステリー3
今から、17年ほど前のことです。
娘が産まれて、1歳の誕生日に、私の祖父(娘にとっては、曽祖父)が、キリンの木馬を送ってくれました。
ところが、我が家に届く前に祖父は亡くなりました。
祖母はまだ健在だったので、長男(当時3歳)に、祖母へお礼の電話をさせました。私は息子の隣で、聞いていました。
コール音の後、電話が繋がったようでした。
息子は、「もしもし…」受話器の向こうからは、
ガラガラ声の男性の声で、「おう!○○(息子の名前)か!」と、
聞き慣れた祖父のものとしか思えない声が…私の耳にも聞こえてきました。
「あれ?」と思い、息子に、「今、誰と話した?」と聞いたら、
「大きいおじいちゃん。(息子にとっての曽祖父)」と応えます。
急いで受話器を息子から奪い、耳を当ててみるのですが、
受話器からは全くの静寂。。。ツーという音も、何も聞こえません。
しばらく、こちらも、「もしもし!もしもし!…」と何度も問いかけてみましたが、静寂のままです。
しかたなく、そのまま電話を切り、再度ダイヤルしたら、祖母につながり、
「電話は今が初めてよ」と言われました。
黄泉の国の祖父にに繋がったのでしょうか。今でもとっても不思議な体験でした。