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あなたの身近なミステリー大募集!!に
ご応募頂きましたミステリー作品を紹介させて頂きます。

ミステリー1

確か、弟が小学校中学年位のときに、新潟に家族で旅行に行った際に遭遇した出来事です。
朝5時ごろだったといいます。
息苦しくて目が覚めて、ふと足元を見たらTVなどでよく見る、頭と目が大きいあの宇宙人(?)らしきものがたって弟をじっと見下ろしていたというのです。
その後、弟は怖くなって布団をかぶっていたら、それはいつの間にか消えていたということです。

ミステリー2

小学5年の時に山中湖へ学校の行事で行った際に、昼間から、山中湖のボート乗り場の桟橋辺りで雨も降っていないのに、傘を差してずーっと湖を見続けている女性を見つけて、ホテルに戻る途中、友人と「何なんだろうね」的な話しをしていました。
そして、その人の事も忘れ、夜の花火大会を湖の周りでやる事になり、外に出たら、まだその女性がいてびっくりしたのが未だに忘れられません。
次の日にはいなくなっていました・・・。
結局その女性が何だったのか、今でも謎のままです。

ミステリー3

昔、猫を飼っていたんですよ。
飼っていたといっても、エサをもらいに来るくらいで、家の中にも入れたことはないので、正確には飼っていたとは言えないかもしれませんね。
でも、毎日のように姿を現すので、愛着はありました。
もう老衰していて、かなりの高齢の猫でした。

ある雨の日の夜。
仕事から帰ると、玄関に例の猫がいたんです。
いつもとは様子が違って、「こっちに来い」って感じで道路に出て、どんどん歩いて行ったんですね。
どこまで行くのか分からなかったですが、とりあえずついていきました。

ちょっとした雑木林に入っていった猫が、こっちを向いて、目が合ったんです。
そのとき確かに「じゃあ、これで」と言ったような気がするんですね。
すると、突然、フッと消えてしまったんです。
空気に吸い込まれるみたいに。
空間に一瞬で溶けてしまったみたいに。

それ以来、その猫は来なくなりました。
あれは、最期の挨拶だったのかもしれません。
猫としては、意外と律儀なヤツだったのかも…
って言うと猫に怒られますかね?