WORK 事業部インタビュー

再び公演ができる喜びを胸に挑戦していきたい

ライブエンターテイメント事業部
事業部長
小川 文平

Q1.ライブエンターテイメント事業部の現在の状況について教えてください。

コロナ禍はいまだに続いておりリスクもありますが、以前のように舞台公演ができるようになりました。これが2020年、2021年との大きな違いです。舞台に関わらず、ライブエンターテイメントの業界全体が前進できたと考えています。
特に今年は、多くの舞台公演や音楽ライブなどが行われていくことが予想されます。マーベラスとしても、この2年多くの舞台公演が中止を余儀なくされ、非常に悔しい思いをしてきましたが、再び舞台制作ができる喜びを胸に、みんなで前を向いて公演を成功させようとしています。

コロナ禍がもたらしたものは、苦しかったことだけではなかったと思っています。事業部スタッフのモチベーションが下がることなく、精神的にも強くなりましたし、この期間様々な経験をしたことでスキルが上がってきたと感じています。また中途、新卒で入社したスタッフも成長し、担当作品を持てるようになったものもいます。今までは立ち止まって考える時間を持つことがなかなか難しかったのですが、この期間中に一度立ち止まり、それぞれが考える時間を持つことができました。各自が業務を振り返り、また新たな情報や知識を得るために時間を使えたことにより、事業部のミーティングが活発になりました。新たな舞台やビジネスの創出という次のステップにつながる土壌ができたと考えています。

Q2.求める人物像は?

求める人物像は、人を楽しませたいという気持ちは勿論ですが、自分自身も楽しむことを追求する人、エンターテイメント以外にも興味を持てる人です。「好きであること」は重要ですが、「人を楽しませること」を意識し、お客様のことを突き詰めて考えていくことがエンターテイメントビジネスに携わる上で重要な視点だと思います。
また、現状に満足してしまっているような人も必要としていません。否定から入るのではなく、何をしたらベストの形になるのかを考えられる人、そんな人材を求めています。

但し、枠にはめるつもりはありませんが、それぞれ個々人がスキルアップし、組織として成長していくためにはで業務スキルを身に着けていただくことも重要です。舞台を例に挙げるならば、制作だけでなく、物販や予算管理、著作権管理、宣伝・プロモーションなど多様な業務が存在しています。やりたいことだけをやっていると、スキルは偏ったものとなってしまいます。かと言って、バランサーを求めているわけではなく、最終的には得意分野のスペシャリストとなって活躍していただきたいと考えています。
舞台制作以外でのチャレンジも行っていき、エンターテイメントビジネスとして「形にすること」を大前提に、継続して展開していきたいと考えています。
「マーベラスと一緒に仕事をすると、面白いものが作れる」というような対外的な評価をいただけるような多様性と強靭性を兼ね備えた集団として一緒に進める方を求めています。