WORK 事業部インタビュー
自分たちの作ったものを愛し、愛して頂けるゲーム制作を目指して
- Marvelous Global Games Studio
スタジオ長 - 佃 健一郎

Q1.Marvelous Global Games Studio(以下「MGGS」)の現在の状況について教えてください。
MGGSが軸にしているのは「プレイヤー満足度が高いものを作る」「ユニークなものを作る」という事です。特に、ユニークな物を作ることは今の時代において必須です。
もちろん、全編においてユニークである必要性はなく、オーソドックスな中でもキラリと光る一つがあれば、それを大事にしていきたいと考えています。
MGGSは新しいものを生み出していくという姿勢で、新規IP創出に取り組んでおり、会社もそれを応援してくれています。
スタジオとしては常に新しい企画提案を会社にしていますし、スタッフから上がってくる企画はゲーム以外の物も含めて随時検討しています。
アイデアを大切に、国内外の販売チームと連携して「自分たちならではのゲーム」を作り出していくことを目標にしています。
MGGSは新卒入社の方々の離脱が少なく、成長した若手がリーダーとして活躍しています。「良いものを作りたい」と考え、行動してくれる人たちが離脱せず、活躍してくれるのは本当にうれしいことです。
まだまだ足りない所も多く、試行錯誤も絶えませんが、そのために心掛けてやってきたのは「話を聞く、相談に応こたえる」ということがあります。話を聞いて、何か困っていることがあればちゃんとそれに対応する。こうした小さなことを積み重ねて、働きやすい環境を作っていこうとしています。
そして”公正”に評価することを心掛けています。公平では逆に頑張っている人が損をしてしまいます。また誰かを優遇したり誰かが偉いというような偏った状態を作らないこと。「役員、役職者、一般社員も、責任の軽重での指揮系統こそあれ、働く立場は同じであり、果たす役目をしっかり果たす」という考え方をスタジオ全体で共有して、風通しの良い環境づくりを心がけています。
Q2.求める人物像は?
自分の作ったものを「プレイヤーに楽しんでほしい」という気持ち、野心を持った人です。”物作り”への情熱を大切にしている方、ゲームを作りたいというよりは様々なものを作りたいと思っている人です。
また、常識とされていること当たり前とされていることに流されず、今を見て、自分で考えて発信できる方ですね。上司や周囲の人のためにゲームを作るのではなく、自分の課題に向き合い、プレイヤーが遊んでいる姿を想像してゲーム作りをしていただきたいと思っています。
プロデューサーは異業種の方でもマネジメント経験があり、ゲームを楽しめる方であればその能力を発揮していただけると思います。
何よりも、プレイヤーに届けるために、愛情を持って作品作りをしていただける人と一緒に仕事をしていきたいです。
Q3.現在取り組んでいることは?
一人一人が力をつけていくことに取り組んでいます。ゲームの開発期間は長くなってきており、リーダーを経験するチャンスや経験が偏ったまま時間が過ぎてしまいます。チャンスが回ってこない状態を作らないために、配置換えをしたり、いろいろなことに挑戦したい人には任せてみたり、リーダー未経験者や若い世代が主役になれるようなタイトルを企画して、その中でリーダーを経験してもらうというような取り組みもしています。
新規IP創出を「作品のファンを作る」ということだと考えています。一つ一つの作品のクオリティを上げ、しっかり面白くしていくことを重ねて、世界中のプレイヤーに「MGGSが作ったものは面白い」と思って頂けるようになりたいですね。
そして10年先、20年先でもスタッフたちがマーベラスで生き生きとゲーム開発を続けていけるように、会社を成長させていきたいと考えています。
