WORK 事業部インタビュー

当社コンシューマーゲーム製作者として望む人物像

Marvelous Global Games Studio
スタジオ長
佃 健一郎

Marvelous Global Games Studioでは、コンシューマゲームの製作を行っており、引き続き内製の強化を積極的に行っています。
ゲームの製作は長期に渡り、多くの人と関わりながら進めていきます。

「マーベラスのコンシューマーゲーム製作者として望む人物像」を、今回はあえて逆の望ましくない行動を例として本ページではお伝えします。これらに共感していただける方は、きっとMarvelous Global Games Studioでご活躍いただけると思います。


・物事を広く考えない人
ゲーム製作において、1つの物事を決める場合でも相互に作用する多くのことを考える必要があります。
自分の担当しているパートのみを考えて実行すると、他の要素と合っていない事も多く、ものごとを広く考えることが必要となります。
それを理解して、製作を進めることが出来ればきっと素晴らしい製作者になって頂けると考えています。


・バランスの悪い人
信念があることは非常に望ましく良いことです。
正しい方向にその信念が導かれている限りは良いのですが、チームにとっての利益、また最終的に製作したゲームを手にするユーザーの方の利益となることを目指さず、自分の信念だけを正しいとし、周囲を巻き込もうとする人はチームワークを阻害、また有害となることがあります。
新卒社員のうちはそれでも良いと思いますが、全体に関わるようになった人は、自分とチーム、作品と商品。それらのバランスを取ることが必要となります。


・好きなもの、好きなことしか体験しない人
製作者になる前であれば、好きな漫画だけ読む、好きなゲームだけプレイする、好きなアニメだけ見る、など楽しむことは自由です。
ですが当社の制作部門にいる間は、プロの製作者となるわけですから、製作するタイトルに活かせる、あらゆる体験や経験をしてもらえることが望ましいです。
どんな所に素晴らしいアイデアや、成長出来る糧があるかは体験してみるまで分からないものです。


・仕事上の問題を放置する人
自分の仕事上の問題はもちろんですが、チーム内で起きている問題を知っていながら放置している人は、製作者として望ましくありません。
ゲーム製作は、あらゆるジャンルの人の手によって製作された物の集合体となります。
ですから、自分の仕事の部分以外の問題が反映されてしまいます。

自分は関係無い、はゲーム製作においてはまずありません。
また放置して遅くなれば、小さかった問題も大きくなることがあります。

自分、他者、問題を伝える勇気を持つことが必要です。


・愛情、誇りを持てない人
自分の製作物に愛情、誇りを持てない人は望ましくありません。
愛、誇りを持てるものにするためには、それだけの労力が必要です。
もちろん、労力をかけずとも、常識を遥かに超える能力の方もいるでしょう。

ですが、多くの人は製作物が愛してもらえるよう、誇りをもてるように、努力を続けています。
それらの環境を整備するのは上司の仕事となりますが、まず自分の製作物に愛情を持ち仕事を進めることの出来る人が、必要とされる人材になります。


・今日という日を大事にしない人
今日という日をどう大事にするか、は個人で違います。
明日への野望を持つ人、ワークバランスを大事にしたいと考えている人、様々な人がいます。

ですが、どんな人も今日という日を大事に出来ないと、明日も大事に出来ません。
1日1日を大切に過ごす事が自分やチーム、仕事、家族を良い結果に導けるのではないでしょうか。


ゲームデザインをする上では一つの方向からでは無く、時には逆の方向から見ることも大切になります。

以上が当社コンシューマゲームの製作スタジオとして、望む人物像となります。
是非、当社へ興味を持って頂けた方はご応募頂ければと思います。